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peach0200
超音波検査士(泌尿器)レポート 腎細胞癌③
どうもふるかぶです。
検査士の症例、ひねりだすのも大変ですよね…。翌日の予約検査の内容確認したり、予約外でこんな症例あったら回して!なんてお願いしたり。
そんなこんなで集めた1例をご紹介。
![](https://assets.st-note.com/img/1655040304604-vMKJVSWU77.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1656253827419-KSbvyK7YAa.jpg?width=1200)
腎細胞癌の多くは淡明細胞型ですが、他にも組織型が多くあります。レパートリーを増やせれば考察にも幅がでるので、できるだけ多種類の腎細胞癌を集めたいですね。
また、腎臓の状態を合わせて考察することも大事です。腎臓は機能が低下するに従い(腎障害が起こると)血流量が減少します。そのため腎障害の最終形態である透析腎は、腫瘤の血流評価が難しくなることが多いのです。典型的な腎細胞癌のカラードプラ所見が得られない場合、組織型の他に背景腎の状態にも言及した考察をするべきかと思います。
参考にしたのはこちら
透析腎癌の超音波鑑別診断
レポート提出期限まであと一ヵ月ほどでしょうか。
まだ一ヵ月もある、と思って焦らず一個一個しっかり取り組んでいきましょう!!