自分に丁度良いペースを見つける【コーチング修行録No.2】
自分の夢を実現する目的の他に、
コーチとしての力量をあげるために
Tさんにコーチをお願いしている私。
毎回のTさんのコーチングの仕方から
「おぉ、これは...」「そう来るかーっ...」
と、コーチとしても密かに学びを与えてもらっている。
本日のコーチングでは、
「人にとって夢はそれぞれだが、
その実現の仕方(進め方やスピード)も、
その人に合ったものがある(考慮することができる)」
ことを、身を以て実感した下りがあった。
まず、背景説明のために、
Tコーチからのフィードバックから。
「がーぷる(私)さんの描いている夢の大きさと、
進むスピードが釣り合っていないと思う」
(すごくざっくりと私の夢を述べると、
実家にサドベリースクールを作ったり、民泊をやったり、
緑茶業やコーチングを絡めたり...
いろんな素材を使って、結果的に
関わる人がsimple&elementで在れるような村を作りたい。)
在る程度決まった期限の中で私の夢を実現するとなると、
今のペースのままでは難しいので、
期限と欲しい結果から逆算して、
行動計画をたててみてもいいかもと思った、
というフィードバック。
確かに、自分の中でも「早く実現したい」気持ちに
現状の進み具合が追いつかず、もどかしく感じていた。
そこで、「スピードアップしていくために、コーチングのトーンも
少し背中を蹴っ飛ばし気味にしてみようか?w」
と提案してくれるTコーチに、乗る私。
ここまでの流れも素晴らしかったのだが、
ここからが、またスゴイ。
「でも、スピードアップしてやっていく中で、
それなりに負荷もかかると思うから、
"ここまでして、すぐに実現したいんだっけ?"とか
疑問が出てくることも在ると思うから、そこは正直に話してね。」
「2人で、がーぷるさんにとって
丁度いいペースを見つけていきましょう。」
この言葉から、Tコーチが、がーぷる(私)と言う人間を理解し、
全力で個別対応してくれてることがすごく伝わった。
私は、未来のイメージを思い描くことは大好きで、
アイディアもそれなりにどんどん出てくるのだが、
そこに行き着くまでのプロセスに関しては、
完全に積み上げ思考タイプ。
もうちょっと砕いて言うと、
欲しい結果から逆算して、
足りてない行動を足りてない量だけとる
(逆算型)
と言うより、
今自分にあるものを使って(できることをして)
次に開いた扉にすすむ
(積み上げ型)
方を好む(プロセス自体を楽しむ)タイプ。
そして、プロセスを楽しめなくなる程に逆算思考に振り切ると、
非常に大きなストレスになり、足が止まってしまうのだ。
(料理に例えるなら、こんなイメージ。
逆算思考:カレーを作るぞ!→必要な材料を用意→説明を見ながら作る
積み上げ思考:玉ねぎ、ナス、鶏むね肉と、カレー粉もあるから...
カレーにしよう🍛)
そのことを、これまでのコーチングから
十分に理解した上での、上記のTコーチの言葉。
すごいなあ、と素直に思った。
「よし、スピードアップするぞ!」と言う意気込みが、
「自分なりのペースを見つけていけば大丈夫」
という安心で、下支えされたような感覚になった。
今後、自分のクライアントに対しても、
「○○さんに合った進め方は、なんだろう?」
という新しい視点を持って、関わることができそうだ。
我ながら素晴らしいコーチを見つけたなあ、
と改めて思った今日。
感謝、感謝。