【乃木坂46】最初と最後が交差したアンダラ。【乃木坂28thSGアンダーライブ】
2021年10月26日から10月28日までの3日間、東京・立川のTACHIKAWA STAGE GARDENにて「乃木坂46 28thSG アンダーライブ」が行われ、最終日の公演は配信も行われた。
最新シングルに収録されているアンダー楽曲「マシンガンレイン」に参加しているメンバー(学業の都合により欠席になった黒見明香を除く)が参加、同曲でセンターを勤める寺田蘭世にとっては、この公演が乃木坂としてのラストライブとなった今回のアンダラを振り返る。
【セットリスト】(最終日)
影ナレ:吉田
M1:マシンガンレイン
M2:滑走路
M3:欲望のリインカネーション
M4:ここにいる理由(センター:弓木)
M5:傾斜する(センター:和田)
M6:口ほどにもないKISS
M7:13日の金曜日(センター:吉田)
M8:意外BREAK(寺田、楓、吉田、北川)
M9:海流の島よ(璃果、矢久保、向井)
M10:遠回りの愛情(中村、弓木、林、柴田、理々杏)
M11:Another Ghost(阪口、松尾、和田、金川)
M12:その女(阪口、松尾、和田、金川、寺田、楓、吉田)
M13:涙がまだ悲しみだった頃(センター:柴田)
M14:Rewind あの日(和田、寺田、山崎)
M15:のような存在(センター:理々杏)(3期)
M16:不等号(センター:璃果)(4期)
M17:誰よりもそばにいたい
M18:自由の彼方
M19:三角の空き地(センター:理々杏)
M20:錆びたコンパス
M21:ブランコ
M22:別れ際、もっと好きになる(センター:楓)
M23:嫉妬の権利(センター:中村)
M24:あの日 僕は咄嗟に嘘をついた(センター:)
【アンコール】
〔卒業する寺田からご挨拶〕
EN1:左胸の勇気
EN2:気づいたら片想い
EN3:何もできずにそばにいる
EN4:心の薬
EN5:ボーダー
(アンコールの楽曲は、全て寺田が選曲)
【アフター配信】
〔蘭世をコーディネート企画〕
AF1:走れ!Bicycle
今回は「マシンガンレイン」を提げてのライブなので、1曲目は「マシンガンレイン」からでスタート。「滑走路」と約2年半ぶりの「ぷちょへんざ!」の後の「欲望のリインカネーション」まで、センターに寺田を据えたパフォーマンスだったが、次の「ここにいる理由」のセンターは、4期の弓木奈於だった。これだけに限らず「涙がまだ悲しみだったころ」「不等号」で4期がセンターを務めるなど、今回のアンダラが初参加となった4期生が確かな爪痕を残しているのは言うまでもない。
その後は、ユニットコーナーが「意外BREAK」から始まり、「海流の島よ」では向井葉月がギターを奏でる中、佐藤璃果と矢久保美緒が可愛らしく歌い上げたかと思えば、歌唱力に定評がある5人で「遠回りの愛情」をしっとりと歌い上げると、かっこいいユニット楽曲でお馴染みの「Another Ghost」からの「その女」で、ファンの心をがっちりと掴んだ。
「涙がまだ悲しみだった頃」を挟んで、「Rewind あの日」「のような存在」「不等号」はこれまでと違ったテイストでの披露となった。ヒントはそれぞれの楽曲に参加しているメンバーの共通点。
「Rewind あの日」は、和田まあや、寺田蘭世、山崎怜奈の1,2期の先輩トリオ、「のような存在」は3期、「不等号」は4期と、何気なく期別ごとの披露になっており、「誰よりもそばにいたい」で全員が集合するという、なんとも憎い演出を持って来た。
その後は、「自由の彼方」「三角の空き地」「錆びたコンパス」「ブランコ」「別れ際、もっと好きになる」「嫉妬の権利」とアンダー楽曲が続き、最後は「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」をフルコーラスで披露し本編が終わった。
アンコールは、卒業する寺田からのスピーチでスタート。蘭世らしい赤のドレスに身を包み、メンバーやファンに感謝の気持ちを述べた。その後のアンコールの楽曲は、全て寺田の選曲で構成された。「『歌いづらい』ではなく『歌い継いでほしい』」という思いを込めて、アンコール5曲目に選んだのは「ボーダー」。現状唯一の研究生制度を経験したメンバーによる楽曲。その大事な楽曲でセンターを務めた寺田や、2期に推しがいるファンにとっても大事な曲を選んだのは本当に感謝してもしきれないし、蘭世のラストライブに相応しい楽曲となった。
その後、寺田には内緒でメンバー全員からお手紙のサプライズがあり、メンバーを代表して同期の山崎が自身の思いを読み上げた。
アフター配信は、弓木奈於がMC・企画の蘭世コーディネート対決と最後まで蘭世の魅力がたっぷりな配信となった。
終わっての感想…
今回のアンダラは、寺田のラストライブの他にも4期生が初めて参加するアンダラとなり、個人的にはそこも注目して見ていた。3期までが参加していた今までのアンダラも安定感があってもっと見ていたかったが、4期が入っていてもなんら違和感なく見ることができた。というより、私が想像していた以上の存在感を残し、初めてのアンダラで大きな爪痕を残したことは間違いない。これからのアンダラがまた楽しみになった。
お疲れ様でした。今回は現地に参戦できなかったので、次回こそは現地でアンダラが見れることを楽しみにしています。
と、終わりたいところだが、ライブを見ている最中にあることに気がついた。
寺田蘭世のラストライブとなるアンダラが行われたのは2021年10月28日。
1年前の10月28日に何があったか覚えているだろうか。
恐らく偶然の日程だとは思うのだが、もしも日程を合わせたのならば、運営はものすごい神采配だと思う。
ちなみに、このnoteアカウントも初投稿から1年が経ちました。もっとたくさんの方に読まれるような記事を書けるように頑張りますので、長い目で見ていただけたら幸いです。
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