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#読書

売れる本ってナンダ!【#推薦図書】

売れる本ってナンダ!【#推薦図書】

ひとつ前のnoteで、書店がどんどん失くなっていくというグチを延々書いた。

書店減少を食い止めるために、ただの読者好きにできることは何か。
考え続けている。

そんな時に出会ったのが、額賀澪・著『拝啓、本が売れません』である。

この本が、めっぽう面白い!
本づくりに携わるさまざまなプロフェッショナルたちに、著者が話を聞きに行くのだが、改めて本をつくるのに、これだけ多くの人の思いが詰まっているん

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人生の後半戦にさしかかっているあなたへ【#読書感想文】

人生の後半戦にさしかかっているあなたへ【#読書感想文】

思えば、私の恩師は独善的な人だった。

小学生の頃、当時40代半ばだった女教師の彼女から、勉強することの面白さ、努力することの大切さを学んだ。とても感謝している。
だがそれ以上に、理不尽だと感じる場面も多かった。

かつて彼女の発案で、夏休みに学校へ呼び出されたことがあった。登校日でもないのに。
電話口で「今から来なさい」と言うのである。
私は、何の疑問も抱かず小学校へ出かけていった。

クラスの

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物語は裏切らない【#読書感想文】

物語は裏切らない【#読書感想文】

本には、出会うべきタイミングがある。

"べき"という言葉は、強制みたいで使いたくない。
だが、テレビを通して、ウクライナで鳴り響く空襲警報と砲撃の音が聞こえてくる。ウクライナが侵攻され停戦の目処が立たない現在、この本は今読むべき本だと思う。

深緑野分・著『ベルリンは晴れているか』を読んだ。


この本を購入した時、書店の店長さんに「いい本ですよ」と言われた話を、1つ前のnote

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なんでヨメに行かなきゃいけないの?【#2021年のおすすめエッセイ】

「この行かず後家がっ!家から出ていけっ」

同居している高齢の父に、凄い剣幕でなじられた。
決して仲は悪くない私たち。だが数年に一度、父はこうやってカンシャクをおこす。

…行かず後家ってさ。

『終身嫁せずして独身生活を営む女のことをいふ。嫁にゆかないで未亡人になつたといふ意味からいつたもの。』

隠語大辞典には、そう書かれている。
なんか凄い表現だな。
子なし、40オーバー、シングル。ついでに

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黙って待ってたって、幸せなんてこない【#読書感想文】

黙って待ってたって、幸せなんてこない【#読書感想文】

「ずっと待っているのに、私の番がこないんです」

決して大声ではないのに、批判的な声が聞こえてきて、本を読んでいた私はヒヤッとなって顔を上げた。
自分が非難されたワケでもないのに、なぜかドキドキする。
その日、定期検診で病院にやってきた私。
受付をすませて、診察まで待合室で待機していた。

その病院は、事前予約を電話やwebで行う。
患者は予約で得た整理券番号の順番が来たら病院に出向き、受付を済ま

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書店員でもないのに、身近な人に本をすすめまくってきた話【#読書感想文】

書店員でもないのに、身近な人に本をすすめまくってきた話【#読書感想文】

子どもの頃から、本を読むのが好きだった。
そして布教するのである、自分が面白いと思った本を。
他人にとっては、いい迷惑だろう。

だが本を多く所有しているため
「面白い本、紹介して!」
と言われることもしばしば。
ありがたいことだ。

好きな本を共有すると、もっとその人と仲良しになれる気がする。
内心しめしめと思いながら、
「どんな本が好きなの?」
と聞いてみる。
作者の名前を言ってくれる方は、好

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書店が似たような顔をしているから【#読書感想文】

書店が似たような顔をしているから【#読書感想文】

最近、書店に置いてある本が、似たようなラインナップに思える。
私の身近で大型書店が軒並み消えて、わりとこじんまりとした書店にばかり足を運んでいるせいだろうか。

小さな書店の限られたスペースに置かれている書籍は、
・人気作家の新刊本
・映像化された作品
・受賞作か、書評で取り上げられた作品
の、どれかだ(おおむね)。

自然、どこの書店も似たような顔をしているように見える。これからの季節、来年に向

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我が偏愛の1軍たち【#本棚をさらし合おう】

我が偏愛の1軍たち【#本棚をさらし合おう】

気がついたら、あきらとさん主催の#本棚をさらし合おう


が、本日9月17日、最終日であった。

投稿記事を見た時に、「これはぜひ参加したいっ!」と勢い込んでいただけに、ウッカリである。

職場では自他共に認める、読書好きの私。

人に本を紹介するのも好きだから、
「ねぇ、どの本を持っているか、リストアップしてくれない!?」
とリクエストされたり、
会社の私のキャビネットは、一部私

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言葉の力で世界を変える【#私の好きな原田マハ】

言葉の力で世界を変える【#私の好きな原田マハ】

言いたいことは、簡潔に。
大切なのは『心』

かつて毎週月曜日に行われる会社の朝礼が、大の苦手だった。
お偉いさんが話す、今週のスケジュールや会社の業績。振り返りアリ、叱咤激励アリ。
まぁ正直、面白い話などあるはずもない。
だから必要事項だけを3分くらいで、さっさと話し終える上司に、心の中で拍手喝采をおくっていた。

ある時、話の長い支店長がいた。
彼は、普段から雑談好き。人あたりもよく、私自身も

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