
『チ。ー地球の運動について−』×本屋さんに行ってみよう
チ。−地球の運動について∼ほんとにおもしろいっ!
コロナ禍で娯楽の全てが中止、禁止、みたいな状態の中、多くの人が娯楽を求めたコミックスや小説。
開いている本屋さんには長蛇の列、飛ぶようにコミックスや小説が売れていくそんな中で読み始め連載を追った数少ない漫画の一つ。
コミックスのラファウの最期に月をみる瞳に心囚われ、オグジーとバデーニの最期にみる星空、シュミットさんやドゥラカのみる太陽、、ヨレンタと時を経て手を繋ぐノヴァクと、、、なんといっても後半のノヴァクの半生は何だったのかと思う強烈な虚しさ、、アニメ化発表後すごーーーく心待ちにしてたアニメが数話で終わっちゃう。
記事書いとかないと!
と大好きな本とアニメの個人の感想です。
よかったら読んてみてください。
・チ。−地球の運動について−(コミックス×アニメ)
チ。は原作もすっごく面白いですが、アニメもすっごく面白いです!!
原作とアニメが合わさると互いを補ってこんなに素晴らしい作品になるんだって思わせてくれます。
自分の解釈がいいのかな?と思って読んだ原作をアニメが明確にしてくれるというか、、。
映像も贅沢です。真っ暗闇で動く人の映像ってすごいドキドキします。時代背景的に暗い映像ですが、だからこそ、月や星や太陽のシーンは美しく映え、夢を語らうオグジー、バデーニ、ヨレンタのシーンは眩しく感じ心にぐっさり突き刺さります。
活版印刷機も最終秘密兵器みたく登場でかっこよかったです。
人物も興味深く描かれていて面白い。
めちゃいい奴だけど生きることに超ネガティブなオグジーが、ささやかな夢を見つけ命の最期に星を美しいと思えたことや、ノヴァクの半生、、愛娘を失ったのに異端審議官として勤め、本当に娘を亡くし、なんて非情な、、時代が違えば娘想いの優しい父、微笑ましい父子だったのに。
声がつく事でより感情を揺さぶられ締め付けられる。
アニメってすごいなー。
声と言えば!!
ノヴァクばれが本来のとこじゃなく、早い段階の、、自宅に帰ったヨレンタに声を掛けるシーンで声ばれしちゃったのは笑った。
原作を読んてる時はお気に入りのキャラとかなかったんですが、アニメ化されてシュミットさんが面白いっ!てなりました。
ちょっと言ってることわからんし、長いし、めんどくさそうだけど、面白い人だったんだ!面白い人っ!!
ってなりました。
『シュミる』という言葉も誕生してて笑いました。
『朝日を全身で浴びる(感じる)』という意味で、松山ケンイチさんがシュミってる写真をXであけてて知ったんですが、わたしもシュミりたいです!!
そしてアニメ終盤、作品最後の自分自身の読み解き、解釈?がどんな感じでアニメでみれるのかも楽しみです!!
・OP『怪獣』とED『アポリア』『へび』
OPもEDも最高です!!
『怪獣』サカナクション
未完成でOP登場したけど完成が待ち遠しすぎた!!
『未完成 だから知りたいだ』
待ちに待ったリリース!!
もちろんめちゃいい曲で期間限定公開のチ。×サカナクションのコラボMVもサイコーすぎます!!
一郎さんの紡ぐ言葉とサカナクションの楽曲とチ。の物語と、、大変な中での楽曲制作、めちゃくちゃ素敵な楽曲に感動。
ライブ、、行きたかったー!!!(全ハズレした笑)
『アポリア』『へび』ヨルシカ
あーどちらも素敵な曲です!!
どちらも『知』(気球、へび)をテーマにされたそうですがリズムが頭から離れない感じです。
知への欲求が曲となっててEDに登場する知を求めるキャラクターとぴったりで素敵です!
(ピアノ素敵なんだなあー♡)
・チ。の本
天体の回転について (岩波文庫)
詩学 詩論 (岩波文庫)
はチ。×岩波コラボ帯が出てました!!
(2024年末だから今は店頭にないかも?出会えたらラッキー)
全8巻の後、アニメ開始前に出た『Q集』!
合わせてチ。Q(地球)!!
公式トリビュートブックです。
津田さん、ヨルシカ、一郎さん、後、たくさんの作家さんなどなど!!贅沢!!
・最後に
たくさんの人気作はあるけどわたしの中でコミックスとアニメが合わさってこんなにも面白くなるんだ!と感じさせてくれたほんとに大好きな作品です。
もう少しで終わっちゃうのが残念だけど最後まで楽しみきりたいと思います!!
最後まで読んでくださった方いらっしゃったら、ありがとうございます!!!