青い大蛇の夢。
昨日の夢。
道を歩いていると、大蛇レベルの、深い青色の蛇が水辺から出てきます。これまでの夢のパターンで、ヘビは怖い存在で、げっ!と一瞬身構えました。
けれど、今回のヘビは何だかちがう。めちゃくちゃ素早くて、走って逃げる僕の前にするりと出てきて、鼻先で次の道を示しているように見えて、先にするりと進んでは、指し示すという感じを続けてきます。
しばらくそれに従うように進んでいくと、木箱があって、それを開けると金属でできたそのヘビそっくりの像?器?が出てきて、さっきのヘビがするりとその器に入り込んで、瞬間、ぱっと辺りが光に包まれて目が覚めました。
これまで怖かったヘビが、このまま進んでいけばよい、と言ってくれているような感覚と、怖くて逃げたくなる対象だったヘビが道を示してくれたこと、器と実体が統合されて輝いたことから、ヘビはヘビであって、怖いものでもなんでもなくて、自分がそう思っていただけのことなのかなって思いました。これまでの嫌な夢の蛇も、思い返せばそこにいただけ(うじゃうじゃだけど)、何も害をなそうとしてきたわけではなくて、そこにいただけなのに、僕はただ「ヘビ」というだけでとても怖がっていました。
怖いこと、痛いこと、避けてきたこと、その象徴的な「ヘビ」というイメージ、それすらも意味合いが変わってきて、今回は後押ししてくれるような、そんな気持ちにさせてくれるようなものとして夢を見ました。
より一層、一見切り離したいようなものも、やっぱり自分の一部で、一緒に生きていきたいというような感覚になりました。
ある意味、苦手な、嫌いな自分のあり方を、まずそこにあるって認める。次に向き合って、そして一緒に行こうってすることは、赦すってことかなと思って。そうなると、許せる人が増えるんじゃないかなと思いました。
きれいな深海のような色をした大蛇。
「敵なんていないよ、敵を作るのはあなたのあり方だ」
そんな感じ。