人類史と精神疾患を概観してみた。
世界統一は、太古の王にとって悲願でした。その裏には地域の秩序を守ろうとした者たちとの戦闘と血が多く流れています。国。国とは、結局、統一したかった夢を現実的に諦め、土地を割譲する協定のようなものです。2度の世界大戦でようやく学びました。
開き直る。開き直るのは人間の長所だと思います。どこまでも知りたがる。それは、人間の進化の落とし穴でした。やらなければよかったと、太古の人はアダムとエヴァの物語で悔いています。守護するために神の概念を作り、精神を壊さないラインを作りました。それでも、すでにあるものは崩したくなる。でもやはり、精神疾患になってみると、そちらに行くのは脳崩れを起こすのだと思います。わたしは双極症です。
リーマスの服用で脳の化学物質バランスの崩れや神経緊張が収まり、脳の可塑性を感じられます。
人間は開き直り、全能の者と思い上がる幸福な生き物です。では、なぜ、苦労してまで食料を確保しなければならないのか?地衣類や植物のほうが、よっぽど効率的で完成されたシステムを持っています。いまや人類は自ら人工調味料や人工肉をつくり、健康を害すようになりました。
神のラインを超えるべきでないと思い直したのは、眼の前の常識を打ち崩すことが、自分の生きてきた価値観、ひいては自己として築き上げてきた尊厳を、自分で否定することにつながるからです。そうすることは自己破壊、脳の思考産生の役割の反証ですから、自壊を強制することになり、ホルモンや化学物質の崩れを起こす、つまりは精神疾患を巻き起こすのだと思います。わたしはかなり、やりすぎました。