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夏休み2日目、ひとりの人としての時間
今日は、息子の剣道稽古が急に入ったので、
夫に同行をお願いして、私は久しぶりに家でおひとりさまタイム・・・
と、この時点で、違和感がある方もいると思うので
まずは少し補足させていただくと、
なぜ、稽古が急に入るのか。
なぜ、親がついていくのか。
息子が通っているのは、全国的にも強豪と思われる剣道道場で、
ネットで調べて何も知らずに入門したので
剣道未経験の私たち夫婦は息子ともども、日々そのレベルについていくだけで必死なのですが、
今週末、来週と、大きな大会を控えているため、
選手メンバーで体調が悪くない者は稽古しましょうということで、昨日の稽古終了時に急遽お声かけいただいたのでした
わが道場では、先生、子ども、親が三位一体となって取り組むことが良しとされているようで
(ほかの道場にも多く同様のところがあると認識しています)
普段から、週に6日も(!!)、夫と私とで交代に稽古へ同行し、一緒に学んでいて
今日は夫がついて行ったというわけでした
*
こうした親の関わりには、賛否あるようです
私も、この負担の高さには
正直、かなりのストレスを抱えているのですが・・・
でも、考えてみると
小学校に上がってからは、保育園や幼稚園の頃とは違って
学校生活はほとんど見えません
だから、宿題したのか、勉強ついていけてるのか、
お友達との関係で悩んだりしていないか、
事実をつかみづらい分、本質的な話し合いをする機会を持ちづらい、と感じることがあります
だけど、道場に毎日通って、
稽古の取り組み姿勢、先生からのご指導、
試合の結果まで、一緒に体感していることで
“いま人として乗り越えるべき課題” が分かったり
本当に頑張っている姿、楽しそうな姿を見るという
子育ての醍醐味を、まだ手放さずにいられるのです
小5まで、習い事を通じて、
子どもの成長を近くで見守り、楽しみ、
一緒に試練(?)を乗り越えていくというかけがえのない体験を、させていただけています
*
と、基本的には、「ありがたい!!」と思っているのですが。
剣道に時間を取られる分、何が起こるかというと
仕事に使える時間が減ります
効率を上げてなんとかしよう、というレベルではなく
稽古に同行する日は、4時間近く、容赦無く削り取られてます
しかも、帰ってからもうひと仕事・・なんて到底無理
エアコンのない道場で、汗をダラダラ流しながら稽古を見学した後では・・・
結果的に、残務が山積しまくります(笑)
それ自体もストレスフルなのですが
私はフリーランスで会社勤めではないので、仕事量自体を減らせばいいって話もあるので、まだやりようがあるはずで、
最もストレスなのは、
「ひとりの人としての自分の時間」を持つゆとりがないことです
赤ちゃん時代から受験まで、子育てママ(パパ)がいちばん辛いのは、
親としての役割が自分という人間の大半を占めてしまうことで、
人としての余白がなくなるということではないでしょうか
それでは、仕事も、子育ても楽しめません
ゆとりがなくなったイライラが
子どもに向かってしまうのは、私自身の人としての拙さですが
その前触れとして
楽しいな、嬉しいなと感じるゆとりが持てなくなる
これは、赤信号ですね。事故る前に止まったほうがいい
イラついてからでは、遅いのです
*
昨日までは、わが家は夫の副業期間も重なって
私が調整役としての役割を多めに担っていたこともあって、
自分の時間なんてほぼ皆無でした(笑)
時間さえあれば、仕事を少しでも進めたい
だけど、家事もある、剣道もある、と常に追われている感覚で、
息子にミロを作ってあげたあと、無意識にミロの粉を冷蔵庫の野菜室に入れてしまいどこに置いたか分からなくなったり(汗)
でも、それでは、だめですね
やる気も底を尽きるというか
今日の午前中は、急遽、おひとりさまタイムに恵まれたので
(本当は、キッチンを片付けたり、洗濯機を回したり、お仕事を少しでも進めたい気持ちもあったのだけど)
夏休みのジャーナリングをはじめたり
手帳に夏休みの予定を書き込んだり
ひとりの人としての時間を楽しみました
「よし、やるぞ」と気持ちが整ったので
山積みのタスクにも怯まず、手を出せそうです
(英語インタビューの書き起こしとか・・)
今年の夏休みは、
毎日、ひとりの人としての時間を、あらかじめ確保できるよう
家族にも私の希望を伝えながら、スケジュールを立てていこうと思います