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ふりふりの「2024年1月の気になったニュース」(1)
(最終更新日:2024年1月9日)
VUCA時代といわれる、不確実性の高い現代。
「テクノロジーによるビジネス・働き方の変容」を、家族共通の視点として持つことは、とても大切なことです。
毎週気になったニュースをピックアップして、お届けしていきます。
【2024年1月1日〜1月7日】
●アクセルスペース、能登半島地震で衛星データ無償提供(1/2)
日本の宇宙ベンチャー・アクセルスペースが、能登半島地震の被災エリアの衛星データ撮影を行い、撮影出来次第、無償で提供する用意をすると発表した。
#能登半島地震 による災害により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
— Axelspace🛰️ (@axelspace) January 2, 2024
現在、当社の人工衛星にて当該エリアの撮影を行っています。
撮影出来次第、無償でご提供する用意をしておりますので、政府機関・自治体・報道機関の皆様は弊社HPよりお問い合わせください。https://t.co/AC3KAvugSd
同社親会社のアクセルスペースホールディングスは2023年12月21日、小型衛星活用の社会実装に向けて、約62.4億円を資金調達したばかり。「被災地現況把握での衛星データは高額すぎて利用しづらいが、低額ならドローンの取得データと併用して活用したい」と現場経験者の取材で聞いたことがあるため、今回の無償データ提供が救助や復旧に役立てばと期待している。本当に1人でも多くの命が助かってほしい。
●国際航業とパスコ、被災場所を撮影し画像データを提供(1/2)
両社が共同で撮影した画像データは、「Bois(防災情報提供サービス)」の無償版ウェブサイトで閲覧できる。なおパスコのHPには衛星観測結果も掲載。
●羽田空港事故、日本人乗客らの行動への賞賛(1/3)
JAL機炎上で脱出時の日本人乗客の行動が、米国のウェブサイトで賞賛されたとのこと。乗務員の迅速な判断と行動はもちろん、「乗客が冷静を保ち、パニックにならなかったことが奇跡的です。パニックは混乱と命の喪失を招くだけです」との指摘が。
米国での記事を読みました。大変悲しいことが起こってしまったけれど、そんな中、日本の皆さんの行動が賞賛されています。🙏#YOSHIKI#羽田空港事故 #羽田空港
— Yoshiki (@YoshikiOfficial) January 3, 2024
"It speaks not only to the extraordinary actions of the crew, but also of the passengers themselves to be able to get that many…
●Starlinkとスマホの直接通信、KDDIが2024年提供(1/4)
スペースXがスマホと直接通信できる衛星6台打上に成功したらしい。KDDIが2024年内の提供開始予定。
山間部や海上、被災地の通信途絶エリアなども含め、日本全国100%モバイル通信がフルカバーされる。(デジタルデトックスできる場所がなくなる・・・。
●「令和5年度緊急用務空域 公示第6号」が有効に(1/5)
1月2日に指定された「令和5年度 緊急用務空域 公示第5号」に代えて、1月6日から新たに「令和5年度緊急用務空域 公示第6号」が有効となることを、国土交通省航空局が発表。これにより、七尾市、志賀町及び中能登町の地上から30m未満の空域が 緊急用務空域から除外。
担当部局の方に問合せたところ、国土交通省が勝手に決めていることではなく、緊急用務者からの要請に従い、また調整の上、発令しているとのこと。色々賛否寄せられているが、敬意を忘れたくないと強く思った。
なお、令和6年能登半島地震の被災地で緊急を要する無人航空機の特定飛行を行う場合は、DIPS2.0を通じた通常の手続によらず、電話や電子メール等で飛行許可・承認申請手続が可能、との続報もあった(1/7)
https://www.mlit.go.jp/common/001110211.pdf
●JUIDA、輪島市からの要請を受けドローンパイロット派遣(1/5)
一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は、ブルーイノベーション、Liberawareと災害活動を6日に開始。JUIDAは、2019年2月より陸上自衛隊(東部方面隊)と「災害時応援に関する協定」を締結しており、過去の災害等に対してもドローンでの状況把握や救助、避難物資の輸送を目的としたパイロット派遣を行ってきたという。(DRONE.jpより引用)
Liberawareの小型ドローンで屋内を見回る様子。
1月7日、ACSLが同災害活動チームに合流。同社の物流用ドローン、PF2-AE Deliveryを持ちこむとみられるという(DroneTribuneより引用)
また、NEXT DELIVERYのメンバーがDMAT(災害派遣医療チーム)と連携してドローンによる医薬品配送の任務を行ったという。(映像提供はJUIDA)
石川県輪島市においてNEXT DELIVERYのメンバーがDMAT(災害派遣医療チーム)と連携してドローンによる医薬品配送の任務を行いました。リスクある中、現地入りしてくれた仲間たちを誇らしく思います。https://t.co/O2aRvcGq0m
— 近藤建斗@ドローン配送SkyHub®︎ (@KentoKondo) January 8, 2024
●スペースXとKDDI 能登半島の避難所にStarlink 350台を無償提供(1/7)
被災地における避難所での通信支援を目的に石川県と総務省の要請と協力に基づき 実施するものです。両社は 2024 年 1 月 7 日に、350 台の Starlink を石川県県庁舎に搬入(プレスリリースより引用)。
なお KDDI は、別途、能登半島地震のエリア復旧において車載型/可搬型/船舶基地局のバックホール 回線に Starlink を利用しているほか、自衛隊/自治体/電力会社などへ Starlink の提供も行っており、今回 の提供とあわせて約 700 台の Starlink を支援に活用しているとのこと(プレスリリースより引用)。
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2024/01/07/pdf/press_20240107.pdf