ちょっと頑張ったら無理ではないけれど
最近買った2本の洒落たズボンのベルトループがちぎれた。
1本はベルトループが引っ付いている生地の部分と一緒に根こそぎちぎれて、
もう1本はベルトループだけがちぎれた。
履く時についベルトループを引っ張ってしまってちぎれた。
洒落た洋服というのは何とも繊細である。
そういうわけで、今日、洋服修理のお店に行ったのだけど、
ちょっと縫い付けるだけの修理なのに、受け取りは2週間後と言われて、
少しイラっとしてしまった。
しかも、「お急ぎですか?」「いいえ、急いでいません。」というやりとりをしたのに、ちょっと作業すればせめて明日には受け取れる作業量だろう、仕事が遅いのではないか、と思ってしまった。
ああなんて自分本位な気持ちなのだろうと自分を残念に思ってハッとしたのだけど、会社では「ちょっと頑張れば今日中にできるよね?」的なことがたくさんあって、自分がそうやって言われた時は対応して、自分も誰かにお願いするようなことがいつからか自分の感覚に染み付いてしまっていたなと、ふと悲しい気持ちになった。
なんかたぶん、こういうちょっと無理して頑張って、他の人の客観的に見て大して急ぎでもない無理な要求を飲むのって、1つ1つは小さいことでも、積み重なると生きづらさにつながるやつなんだよなあ。