fula エッセイ(64)

あなたがどんな発言をしようと、
周りはあなたの"仕事ぶり"に注目してくれる。
よかったですね。
楽しそうで。

あなたがセクハラ的発言をなしたとき、
皆は笑いますが、わたしは笑いません。

そして、次に笑われるのはわたしなのです。
「おい、いっこも笑ってないやついるぞ」
「やべえ、fulaがいるときに言ってしまった」
「〇〇歳のくせに反省しないと」
笑いを交えながら進められる会話。

わたしが、いたたまれなくなる。

しかしわたしの働くところで、
あなたは大変重宝されている。
これからも忙しく働くことでしょう。

わたしは周りの味方の役割を果たしておらず
むしろ周りは、たとえ女性でもすんなり冗談として受け入れていて、
「スルースキル」が大事だと煽られ、
いちいち目くじらを立てるわたしは面倒な奴だと、
ひとつ距離を置かれてしまう。

わたしは、そのことに正直寂しさも覚える。

しかし、距離の詰め方がそれだと言われると、
やはり無理なのでしょう。
沸々と怒りが湧いてきて、顔にだけ表れます。

直接言葉で怒ることには慣れてないため。

まあ、もう辞めてやりたいので、
わたしは嫌なことを言われたら、
わたしに向けられてなくても、
嫌な顔をして、
激しく抵抗できるような、
めんどくさい奴、
になってみる(試みる)のも良いかもしれない。

とりあえずあなたのセクハラ的発言が嫌なんだわ。

まだ職場外の関係者なだけマシだけど。

ああ愚痴、わたしはつまらない人間ですこと。

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