見出し画像

フィルムカメラで撮るということ

どうもこんにちはフクゾーです。http://www.instagram.com/___fukuzo___
前回のnoteの反響がinstagramの方にも多く寄せられて嬉しく思います。
まぁコメントお待ちしてますと毎回言うてるのであれですが……。
最近DMをいただくことがホンマに増えました。国内の方に限らず海外の方まで様々です。およそ8割がフィルムカメラについての相談です。笑
全然良いんですけどね。カメラ屋さんでは無いのでより専門的な質問にはお応えできませんが自分の経験上感じたことはお伝えできると思いますのでまぁ何かあればご連絡下さい。とはいえ無償でお応えするののも限界があるので節度をお守りいただければ幸いでございます。
※たまにGoogle感覚で質問してくる方いますがこっちは人間ですからね?
何の前触れも無く「フィルム何使ってますか?」とか「ここどこですか?」等あるんですよ。ホンマに。わしゃお前のツレかと。質問やコメントしていただけるのは嬉しいんで構わないんですけど、なんかもっとちゃんとした聞き方あるやろう?て思ってしまう。聞き方で大事。

なぜフィルムで撮るのか

では本題。なぜフィルムで撮るのかは自分が単純にフィルム写真が好きというのもありますが、一番の理由は自分の撮りたい写真や表現したい写真がフィルムカメラだったということです。デジタルで再現できればそれに越したことないんかな?と思いつつもデジタルで自分の表現したい写真を再現する技術もなければレタッチする時間もないので今のスタイルが丁度良いのです。コストは掛かるけどね。
フィルム写真の良いところを話し出すとそれだけで終わってしまうので今回は割愛。それよりも最近気になっていたことを少し書こうと思います。

DMでも良く聞かれるんですがフィルムカメラで撮れば理想的な写真が撮れるのでは?と思っている方が多くいらっしゃるんですがこれはね、うーん……半分合ってるようで半分あってない気がする。
あまりにフィルムカメラを過信している人が多いような気がしてならない。

写真のスタイルも様々でフィルムもあればデジタルもある。その違いを上手く表すと絵画で表せるのかなと。(例えばの話ですよ)フィルムを油絵とします。そしてデジタルはなんやろ?photoshopなんかな?油絵だけで自己表現する方もいれば油絵もフォトショもやる人もいる。またフォトショだけの方もいれば油絵をデータに取り込んでフォトショで加工する方もいたりと表現の仕方は様々でどれが正解とかない。写真も同じでどれが正解とかなくて自分に合うスタイルで楽しめば良いんちゃうかなと思うのです。

それを踏まえて先ほどの例えで話を進めます。フォトショで自分の創造通りというか理想的に再現できなかった作品があったとします。じゃあ油絵でやってみようと油絵の具でいきなり自分の作品に取り込もうとするとどうなるか……答えは明確ですよね?最初から油絵の具で自分の思い通り描ける人はまずいないと思うしそれ出来たらだれも苦労せんよねて話。天才かよと。
フィルムカメラも一緒。フィルムカメラを使って撮れば劇的に自分の写真が良くなると思い込んでる人が少なからずいる。それは大きな間違い。そんな万能で優秀かつ都合の良いカメラどこにもないです。これはフィルムカメラに限らずデジタルも然り。デジタルでお気に入りの作家さんのプリセットをインストールしたところで確実に自分の理想とする写真になるのかというと……ですよね。
デジタルもフィルムも自分の中で使い分けというか分別してそれぞれのおいしい部分を理解した上で使ったほうが良いのでは?と思っています。デジタルはデジタルの良さがあるし、フィルムもフィルムにしかない良さがある。そこに固執することもないしこだわっても良いけど、自分に合うスタイルで楽しんだら良いのです。デジタル一本やフィルム一本の人、両方の人、好きに楽しんだらえええやんて。

最後に

最後はですねまぁ毎回のことですが好きにして下さいてことです。
(結局それかい)偉そうこと言うても最終的に決めるのは皆さんですから。
ただどんなカメラでどんな写真を撮るにしてもしっかりと自分の中で撮りたいビジョンがハッキリしてないとただただ撮りました感満載な写真になってしまうので気をつけたいところではあります。自分で自分のことをよく理解できてない人がどうして自分の理想的な写真を撮れるのでしょう。
自己分析するのもたまには良いですよ。ノートやメモの切れ端に箇条書きにしてみると意外な発見があったりして楽しいです(根暗)

今月は撮影回数自体は少ないものの、やっと実現できる案件があったりと
結構ワクワクしております。そろそろ紅葉絡めた撮影もしたいなぁ。秋の京都や奈良も良い良い。11月も撮りましょう。楽しみましょう。
それではまた。

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは活動資金及び何かしらの形で還元いたします。