「良い点」と「もっと良くなる点」思考
「良い点」と「悪い点」、「○」か「×」と評価することがあると思います。
評価される側になったとき「悪い点」や「×」という評価をもらったら、どんな気持ちになりますか?
人によっては「逆境○」の能力(パワフルプロ野球より)が発動し、「うおお!」と燃え上がる場合もあるかもしれませんが、多くの方はおそらく良い気持ちになることはなく、中には落ち込んでしまうこともあるかと思います。
「評価しないでくれ!」と思うこともあるでしょう。ただ、良くも悪くも評価があることで、出来た、出来なかったを判断でき、承認欲求を満たしたり成長のきっかけに出来たりするものです。
そこで提案するのが「良い点」と「もっと良くなる点」思考です。
「良い点」は解説不要だと思います。
「もっと良くなる点」は一言で言えば「悪い点」や「×」の言い換えになります。
「悪い」「ダメ」とネガティブな表現で考えたり伝えたりするのではなく、「こうしたらもっと良くなりそう」「もっと良くなる可能性がある」というようにポジティブな表現で考えたり伝えたりすることです。
根本は「悪い」「ダメ」ではありますが、表現を変えることで「頑張ろう」「やってやろう」というように意欲を高められます。
評価する側は「悪い」「ダメ」だけだと、悪いところに目がいき、どう悪いかを指摘することに終始しがちですが、「もっと良くなる点」で考えると「こうした方が良くなりそう」という考えになるので、評価の段階で改善案を提示する姿勢に変わります。
評価に限らず、個人でも「ダメだった」「出来なかった」と振り返るのではなく「こうしたらもっと良くなりそうだ」と考えてみると、前に進みやすくなると思います。
「良い点」と「もっと良くなる点」思考で、より早く前に進んでみませんか?
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。