【二話】キャメロン チャンプが唯一正しい
皆さんどうも福造GOLFです!
→最近名前をアンジュレーション趣味田に変更しました。
前回の記事では、99%の国内ゴルファーは手打ちであることを発信しましたが、今回の”第二話”では、一体どのような動きが正しいスイングなのかを説明していきます。
前回の記事を読まれていない方は、是非とも以下URLの前回記事を読んだ後に第二話を読んで頂ければと思います。
https://note.com/suke0773/n/n32c1ed5de7a3
皆さんは、これまでどのようなスポーツを経験してきましたか?スポーツ経験者であれば、正しい動き・間違った動きの区別は付くかと思います。しかしゴルフというのは、とても奥が深く「間違った動きでも正しい結果」に繋がってしまうということが起こりうるスポーツです。そして他のスポーツと違う点は、その「結果」にフォーカスを当て過ぎてしまい、それが正しい動作だったのか、間違った動作だったのか・・・とても分かりづらくしてしまうスポーツです。
では、そもそも正しい動作を理解しづらいゴルフですが、正しい動作の前に「間違った動作や間違った解釈」を記述していきます。
間違った動作
・体や胸は開かない。
・ボールポジションは極力右へ。
・フェースは閉じる。返す。
・地面半力。
・パターはパチンと当てる。
・アプローチは固定し安定させる。
間違った解釈
・スライスよりもドロー。
・プロは正しいスイングである。
・プロの言うことは正しい。
・常に良いショットを目指す。
・体が開くからスライスする。
・体は開いてはいけない。
書けば書くほど沢山出てきます。
(書き切れません)
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、どうでしょう・・・全て真逆に教わっていませんか?昔から「体は開かない」とプロゴルファーは良く言います。
これは、「手打ちスイングで極力上手く打つ方法」と言う意味を指します。前回私は言いましたが、否定しているのでは無いのです。某ゴルフYOUTUBERは、自身のチャンネル内で体を開かずに打つ練習方法を「まずは手打ちで良いのです!」と断言しております。
これは、クラブより際にボディーターンしない=「体は止まったまま、手だけが自分の中心を通過する」→確実に『手打ち理論』です。
ゴルフは遠心力を活用し、ヘッドを最大限に加速させるスポーツです。ものすごく重いタルを遠くへ投げる際、リリースの瞬間に体を止め、手だけで投げるには、遠心力に加え、最終的に手の加速を作る必要があります(手を走らせる必要があります)※皆さんその場でやってみてください。”最後に手を走らせる”の意味が分かると思います。
つまり上記スイングは、手によるコントロールが入ると言うことになります。体は止まり、手が先に回転し、肩が開かずにドローボール・フックボールを打つ、いくら良い球が打てたとしても手打ちです。それをひたすら練習すれば、それなりに上手く打てる確率も増えます。その最終形態が『手打ちプロ』という事になります。
ではその逆に重いタルを足を使い、手のコントロールは一切せずに適切な位置でリリースするイメージはどうでしょうか?足から始動し、手を一切コントロールしない状態で、足で回転すると、徐々に肩も開く方向に動きます。お尻が90°回転した時点でリリースすれば、明らかに遠心力を最大限に活用した状態でタルを遠くに飛ばすことができます。この時に手を返したり、コネたりしようと思いませんよね?
どうして手を返す、コネるが必要になってしまうか・・・これは手打ちだからです。※その理由は次回説明します。
一旦、次の「間違った解釈」に移ります。
人間はプロと言われる存在に魅了され、プロ=正しいと考えてしまう生き物です。しかし、その発想は正しいのでしょうか?
プロが正しいとは限らない
「プロが正しいとは限らない証明」を今からお伝えします。一昔前の話になりますが、「林由郎」というプロゴルファーをご存知でしょうか?是非YOUTUBEで一度「林由郎」の動画を検索してみてください。
※「林由郎の動画を2つ3つ見てください」
当時、誰もがこの林由郎選手のスイングが正しいと思い、アマチュアゴルファーは必死に練習に打ち込んだかと思います。
パッと見て正しいスイングだと言えますでしょうか?彼のスイングが正しいのであれば、今の時代でも誰もが同じスイングを目指していたことでしょう。PGA選手に彼のようなスイング方法を行っている選手がいますでしょうか?
「ボールは叩く」=『手打ち』が確定します。
しかし彼を批判している訳ではありません。彼はその方法でプロになり指導者としても活躍した。それはそれで良いのです。真似をしたい方は真似をすれば良いのです。理に適ったスイングでは無い・・・と言っているだけです。
手打ちであっても、努力・センス(才能)・メンタルが鍛えられれば、それなりに上手くなります。しかしその方法ではアマチュアゴルファーは上達しません。どんどん間違った方向に進んでしまいます。
その理由は、「ゴルフを始めたのが遅いから」です。世の中に自己流は付き物です。いくら自己流であっても小学1年生〜高校3年生まで同じスポーツを続けていれば、社会人から始めた人よりも絶対に上手い事実があります。
①自己流で小学1年生〜高校3年生まで
②自己流で23歳〜ゴルフ三昧
確実に上手いのは、「①」です。自己流だとしても、しなやかに動くことができます。何故ならジュニアからの感覚は、非常に大切であり、いくら手打ちであっても上手く体を連動させることができます。いわば条件反射に近い要素でボールに当たる直前でキャンセルしたり、微修正したり柔軟に対応することができます。
しかし大人から始めた自己流ゴルファーでは、直前キャンセルや微修正できずに、ダフリやトップを引き起こします。つまり自己流ではジュニアからの経験値に勝つことはできない・・・ということです。※100%勝てない訳ではありませんが、非常に難しいと言えます。
では、ここまで間違ったスイング・間違った解釈の一例をご紹介してきましたが、「正しいスイングとは何か」についてお伝えしていきます。
それはキャメロン・チャンプのスイングです。YOUTUBEで『キャメロン・チャンプ スイング』と検索してみてください。
正しいスイングをしている選手の共通点をご紹介します。
正しいゴルフスイング
まず、アドレス時のお尻に(お尻の最先端に)ラインを入れます。そしてその線からインパクト時・インパクト後に、どれくらいお尻が離れてしまうか、これによって手打ちかどうかは、ほとんど分かってしまいます。
note上で、動画を貼りつけられない為、記述にて説明しますが、キャメロン・チャンプは、このラインに対して、インパクトからフィニッシュに至るまで、全くお尻が線から外れません。(このような選手はかなり稀です)
なぜ「お尻がラインから離れると手打ちなのか?」について補足します。
ゴルフにおいて、人間としての基礎動作である『反作用がとても邪魔』をします。人間は歩く時、走る時、必ず足と手が反作用の関係にあり、これは反射的に動いてしまうものになります。
地面方向に向かって思いっきり右手でパンチを繰り出してください。必ず左足が伸び上がります。これはゴルフの際にも全く同じ現象が起こり、右利きの方であれば、右手が確実に邪魔をします。強く右手でインパクトをむかえれば、確実に左足が伸び上がってしまいます。
これが俗に言う「伸び上がり」であり、人間の構造上、足が伸び上がる=『お尻が前に出ます』どちらが先でも同じです。
日本人プロゴルファーは、主に2パターンの選手がいます。
・お尻が離れる+前傾が浅くなる。
・お尻が離れる+前傾はそのまま。
この2パターン目の選手の場合、パッと見だけでは前傾が浅くなっていないように見えてしまうかと思います。しかしお尻がボール方向に対して前に出る=角度は浅くなります。
そしてこの時に注意点が必要です。
ラインに対してお尻を無理やりくっつけた状態で、打とう!是非やってみてください。足+腰が回転できません。手だけで動かせばお尻だけにフォーカスを当てた際に実現できてしまいますが、理に適ったスイングとはお尻が構えた時点から90°回っていることが条件です。
結論、『きちんとターンができていて、お尻がラインにピッタリとくっついていれば、”ほぼ”正しいスイング』と言えます。
※ただしお尻がラインにくっ付いていても下半身が
回転していない場合は、偽物です(笑)
まずは、今日・明日、打ちっぱなしに行った際に、自分のスイングを真後ろから撮影し、確かめてみてください!(99%ラインからお尻はボール方向へ飛び出すと思います)どうにかお尻を残そうと思っても、きっとできません・・・。
動画編集が得意な方は、YOUTUBEで原英莉花選手や堀川未来夢選手のお尻にラインを引き検証してみてください。※めちゃくちゃ手打ちスイングだと言うことが分かります。
このお尻理論については、なんとなく見ているだけでは分かりません。必ずラインが必要です。またなんとなく「スイングが綺麗!しなやか!」だと皆さんの目に映るプロ選手のスイングも、きちんと検証すれば、すぐに手打ち・腕打ちだと言うことが分かります。キャメロン・チャンプは本当に素晴らしいスイングの持ち主だと言うことが、よ〜く分かります。
さて!まとめを書いていきましょう!
【まとめ】
・プロが正しいとは限らない。
・プロでも手打ちが多い。
・正しいスイング=キャメロン・チャンプが見本
・お尻のラインから前にはみ出ない。
・その際に下半身のターンができていること。
今日の記事では、正しいスイングの定義をごく一部紹介させて頂きました。もちろんこれだけだはございません。また正しいスイングの練習方法についても今回は触れておりませんので、徐々に発信できていければと思います。(興味のある方は是非、次回も立ち寄って頂けたら幸いです)
それではまた次回お会いしましょう!
以上、福造GOLFでした⛳️
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