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No.8【新聞記事紹介】日経・春秋より 柳田国男と民主主義(民俗学だけではなくて)

遠野物語の印象の強い柳田国男の別の顔について日経新聞・春秋(R6.10.26)で知りました。
「国に賢明な政治をさせるには、賢明な政治家を選ぶほかない。」だから「重要なのは主権者教育」として、社会科の教科書の編纂にも携わったとか。
今回の衆議院選挙の投票率は、53.85%とか。
その背景にある政治不信は分からないでもないですが、数少ない意見表明の手段なのにもったいない、と思います。

春秋では、柳田国男の「帳簿に基づき選挙費会計を候補者に公開させろ」との主張も紹介されていました。

あわせて、「国家の繁栄は会計によって決まる」とするジェイコブ・ソールの「帳簿の世界史(文藝春秋)」も思い浮かびます

よい会計慣行が政府の基盤を安定させ、商業と社会を活性化するのに対し、不透明な会計とそれに伴う責任の欠如が金融の混乱、金融犯罪、社会不安を招いてきたことは、何度となく歴史が証明している。

「帳簿の世界史」より

さて、私たちの国は・・・。

#日経COMEMO #NIKKEI

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