5月に読んだ漫画
話題作か好きな絵柄か、で読む本を選んでます。基本的にミーハーです。少女漫画は全然読んでません。
地獄楽 13巻(最終巻)
遂に終わってしまいました、地獄楽。途中ダレることもあったし、12巻から13巻が出るまでちょっと時間があったので、すっかり内容忘れてしまったけど、でも最終回とても良かった。ラスボスのお話、ちょっと泣きそうになっちゃったよ。生まれた時から悪人なんていないですよね。
ほとんどのキャラクターが魅力的だったから、全員生還して欲しかったけど、何人か亡くなってしまったね。
アニメ化もされるみたいなので、物語をおさらいしながらまた地獄楽の世界に浸かりたいと思っております。
左ききのエレン
2016年にcakesで公開され、話題になった漫画です。広告代理店のデザイナーが主役でデザインと芸術の話がメインだったのと、おそらく作者と私が同年代であの時代のデザインに関する悩みとか、才能のない人の葛藤を描いている漫画だったので、リアルタイムで読むのはキツくて避けていた漫画です。今は自分の方向性や売りが明確になったので、読んでも全然平気です。
セリフ回しが秀逸で、広告代理店のお話なのにまるでバトル漫画のよう。心に刺さるセリフがたくさんあります。
「天才になれなかった全ての人へ」。1巻の冒頭に書いてある言葉なのだが、これを読んでどきりとしました。かつての私も主人公のように「天才ではないと分かってる凡人なのに何かになりたい人」だったので。
デザイナーの話ですが、仕事についてめちゃくちゃ真剣に考えられる漫画なので全ての職種の人におすすめかな。あ、でもやっぱりデザイナーやディレクターの人に読んでもらいたいかも。
個人的に笑ってしまったセリフは「ぼく人間ちゃうわ、デザイナーや」でした笑。すげー皮肉が効いてるなぁと思いました。
メジロハナの咲く 既刊1〜2巻
完全に作者買いです。本作はBLで有名な中村明日美子先生の初GL(ガールズラブ)漫画です。舞台設定も海外&少し昔なのであまり現実感がありません。内容としては、女学校とその寄宿舎で巻き起こるラブストーリーです。今のところドロドロとした展開は一切なく、年頃の女の子が抱く悩みなどを中心に物語が進んでおります。絵柄がとにかく綺麗なのでGL初心者でもすんなり読める内容かと思います。明日美子先生のファンの方はぜひ。
チ。
最初、タイトル見て「はん、奇をてらいやがって」て思ったんだけど、コミックの表紙を見るとその意味が分かる。ああ、なるほどなぁ、やっぱりデザインて伝わらないと意味ないよなぁ。(超脱線した)
確か、テレビで漫画好きの芸人さんがおすすめしてたなぁ〜と思って購入。
天動説が信じられており、地動説を唱えると狂人だと言われて処刑されたりする時代のお話。昔の常識は今の非常識というが、このレベルの話になってくると物語が作れてしまいます。
ゴールデンカムイ 既刊20〜25巻
やっと原作の続き読めた。シーズン3までアニメ化されている「歴史バトルアクショングルメ」漫画です。ジャンル分けが賑やか。私的には「ブロマンス」っていうジャンルも加えてほしいところ。なぜならホモネタが多すぎるから。
ヤングジャンプのアプリで200話くらいまで無料で読んだ本作。ずっとコミックを買おうと思っててやっと読めました。
ネタバレになりますが、結構好きだったらキャラが200話前後くらいで死んじゃったんですけど、死体を見たわけじゃないので絶対生きてる!!生きてて!と思ってたので、実は!!みたいな感じで出てきててまじでうれしかったです。
アシㇼパさんが自分の運命に向き合ってきた巻でした。個人的にアシㇼパさんと杉本はくっついて欲しい。てか白石と3人で暮らして欲しい。
シドニアの騎士
本作は弐瓶勉さんが初めて大衆向けに描いた作品だと思っている。BLAME!やアバラのような退廃的な絵柄はすっかり息を潜め、萌えすら感じられる健康的で可愛らしい絵柄になってしまった。けれども建築物に関しては流石と言った感じです。シドニアに住みてぇ。あの高低差ありまくりのゴミゴミしたビル群?たまりません。
5月は映画シドニアの騎士が放映され、これが映像作品では完結作になります。BLAME!やアバラは絵柄LOVEでしたが、シドニアはキャラクターが好きになれる作品で個人的にすごく大好きで思い入れのある漫画です。
5月に読んだ本は6種類と少ないですねぇ。
日々アンテナを張ってないと読みたい本て忘れちゃいます。
6月はもう少し本を読みたいですね。