「ピンチ」と「チャンス」を見極めろっ!
◆ピンチ、到来。
とあるところに、5人チームの映像制作会社がありました。
…私の属する会社です。
映像の構成(台本)を、私や社長が。
撮影を、社長とYさんが。
映像編集を、専門卒の先輩2人が担当していました。
ところが。
映像編集の担当2人が、同時に2人とも辞めてしまったのです…!
=これからは編集経験ほぼゼロの3人で仕事をこなさなければなりません。
…こんなドラマみたいな展開あるう(^^;??
◆ピンチって実はチャンスかも?
もちろん真っ先に感じたのは不安ですよね。
プロとして仕事を受けている以上、「初心者だけになっちゃって~」なんて言い訳は通用しません。
もちろん仕事は今までと同じように入ってくるので、のんびり勉強している暇もありません。
ですが、もう1つ感じていたことがあります。
それは、ワクワクという気持ち。
今まで主に文章を書く仕事を任されてきましたが、いつかは撮影や映像編集の技術も身につけたいと、入社してからずっと思っていました。
5人しかいない会社で2人がいなくなるのは、大変な戦力ダウン(ピンチ)ですが、私にとってはレベルアップの「チャンス」でもあるのです!
すぐに私は「編集を覚えたいです!」と意思表示。
辞めるお二人から、残された時間で編集の仕事を習い…
今では編集作業もこなしています。
まだ手探りで時間もかかるし、常に新しいことを吸収し続けている疲労もありますが、それ以上に「楽しい!」という気持ちが上回っています。
元々ものづくりやクリエイティブな分野に興味があったので、それにぐっと近づいた感じ。
「どうしたらこの作品がもっと良くなるだろう?」と考え、色んな表現を試してみる…
そしてしっくりくる表現に出会えた瞬間がとても楽しくて!
社長とYさんも編集業務を頑張っていて、3人でこれまで以上に結束しながら、毎日和気あいあいと仕事しています!
先輩が辞めると聞いた日の日記帳には、不安の文字ばかりが並んでいましたが…
今はどんどんレベルアップしたい気持ちでいっぱいです!
◆大切なのは、見極める力。
ですが私、この会社には「転職してきた」身です。
前の会社では「ピンチ」を「ピンチ」と判断して、3年で退職しました。
そんな自分からの「SOS」を受け止め、勇気を出して前の会社を退職したのです。
おかげで今の会社に出会い…時には辛いこともあるけれど、充実した日々を送れています。
ピンチがチャンスになることもあれば、
ピンチはピンチでしかないこともあると思います。
前の会社での辛い日々が、今の自信や力となっているのは間違いありません。
でもそれは、ピンチから抜け出し、心に余裕がある今だからこそ感じられること。
自分にとってピンチでしかないピンチ の中で頑張っていても、自分の思考や世界を狭めるばかり…
ピンチの外へ飛び出せば、色んなチャンスや世界が広がっているかも!
逆に今回の私のように「ピンチ~」と感じたことも、視点を変えれば「実はチャンス!」なんてことも。
大切なのは、「ピンチ」か「チャンス」か、見極める力。
自分が本当に頑張りたい・頑張るべき場所でがんばれるかどうか…
自分の道を決められるのは自分だけです。
あなたがもし、今「ピンチ」を感じているとしたら…
それは逃げ出すべき「ピンチ」でしょうか?それとも進むべき「チャンス」でしょうか?
未来の自分が笑顔になれる選択を、勇気を出して。
でゃ!