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家族になろうよ ~保護猫の譲渡会~

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【本日の福野郎 No.241】
(※マスクは描き忘れです。感染防止対策は徹底されていました)

◆迎えるなら、本当に困っている猫ちゃんを。

今年3月。12年一緒に暮らしてきた愛猫・ニャン太が、一人暮らしを始める妹と共に引っ越していった。


その日からずっとニャン太ロス。
猫はもういないのに、毎日「ねこ」「ネコ」「猫」と口から出る。


見かねた母が里親募集サイトを見るようになり、新しく猫を迎える事について 家族で真剣に考えるようになりました。
いつの間にか、里親募集サイトのチェックが日課に・・・!
というのも、新しいおうちを探している猫ちゃんがどんどん現れるのです。

・高齢者宅で面倒を見きれないほど繁殖し、劣悪な環境で生きてきた猫ちゃん。
・「家族が猫アレルギーになった」「引っ越し先で飼うのが難しい」等の理由から、手放されることになった猫ちゃん。
・飼い主の急な病気で、離れざるを得なくなった猫ちゃん。
・交通量が多い等、危険な場所から保護してもらった猫ちゃん。

新しいおうちを探す理由は様々ありました。人間の無責任な行動によるものもあれば、やむを得ない事情や、心優しい人が保護してくれたケースもある。
なんとか命をつないでいる猫ちゃん、新しいおうちを探している猫ちゃんがたくさんいる。だからこそ・・・

新しく猫を迎え入れるなら、保護猫を。
我が家で揺るぎのない決意でした。
人間の金儲けのためではなく、猫の幸せを願う人達から。本当に困っている猫ちゃんを迎えよう。

◆初めての譲渡会

10月。
札幌で保護猫の譲渡会が開かれることを知りました。
数か月里親募集サイトを見てきたけど、やっぱり「猫ちゃんと会って考えたいな」と思っていたので、行ってみることに。
初めての譲渡会。母と2人、ドキドキしながら向かいました。

会場には十数匹の保護猫ちゃんと、それぞれの保護主さんがいました。
保護主さんとお話ししていると、本当に猫ちゃんに愛情を持って接しているんだな、というのが伝わってきます。
保護猫ちゃんはほとんどが野良出身のようで、ぷるぷる震えている子や、顔を隠している子も・・・。
知らない人が来て怖いよね、ごめんねと謝りながらも、一緒の時間を過ごさせてもらいました。

その中で気になったのが、絵日記にも描いたニャン太似の猫ちゃんとその子供たち!
この子達も人馴れ訓練中でだんご状態だったけど、
みんなで一生懸命生きてきたんだね、そして優しい人に助けてもらったんだね…そう思うとぐっと込み上げてくるものがありました。
本当なら、家族みんな引き取ってあげたい。
未来永劫、確固たる収入があればいいのだけど…
きっと、今の自分が責任を持って育ててあげられるのは1匹だけ。
その1匹を決めることができなくて…その場で1時間も悩んでしまいました。


どうにも決められそうにないので、家で父と相談して決めることに。
必要書類に記入し、譲渡条件等の説明を受けて、名残惜しくも会場を後にしました。

その時、1匹だけこちらをじっ・・・と見ていた猫ちゃんが。


その子こそ、今我が家で気持ちよさそうに寝ている、新しい家族です!

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(・・・あっ、バレた・・・!)

10月18日、我が家に、新しくかわいい家族がやってきました!
続きは次回に。
引き続き読んでいただけたら嬉しいです!

↓つづき

でゃ!





この譲渡会では、当日 半数ほどの猫ちゃんにご縁があり、その後も少しずつ里親さんが決まっているようです。
1匹1匹大切に、時間をかけてご縁をつないでいる保護主の方々には、猫好きの1人として感謝の気持ちでいっぱいです。

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