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ツールドおきなわ2022 市民100オープン 50位
半年以上たってニセコが終わったころに沖縄のレポートを載せていないことを思い出した・・・
ので慌てて転載。
レース前
2022年は長い長い筋トレベースの期間を終えて大失敗の春のシリーズ→最大限の成果が出たニセコい→また長い不調期→体重が落ち始めて急に復活してJBCF群馬をオープン参加で完走。
完走した日の晩に念願かなって湾岸入りが叶いやっと長いメンタル低迷期を抜ける。
*この期間盛大に病み散らかしてシモガクメンバーやクソコーチには多大なるご迷惑をおかけしました。引退しないでよかったです。
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レースへの準備
機材
SRAMのチェーンが全く入手できないため前年のO/H時にとりつけたもののまま行くことになる。
また直前の直前でAlpinistCLXの後輪を入手したことからフロントRapideCL改で後ろのみローハイトにする仕様に。
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練習
平日はいつも通り香取コーチのメニューを実践しつつ、休日はレースorTD55に参戦。
TD55に憧れていたので毎週毎週沖縄本番並みのメンバーに囲まれながら距離・強度ともに強烈な練習をこなしていき最後のころには4班(ツッチー隊長率いるピヨピヨ組多数)ではなんとか完走できるようになった。
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現地入り後
初日
休暇を取りたかったものの会社的に重要なイベントが入ってしまったので執務後木曜の晩に那覇入り。
今回は嫁と二人行動ではなくシモガクメンバー6...もとい5人で遠征。
飛行機はディレイにディレイが重なり終電(?)がなくなる。
同じ感じの人がたくさんいる中タクシー乗り場も大混雑なので2駅先の小禄駅まで歩き移動。これぞ沖縄の洗礼か、と勝手に納得。
初日は寝るだけ。
二日目
輪行解除して車を手配。本島北部へと移動。
道の駅サンライズひがし に車をとめてゲサシ〜羽地の新コースを試走。夜は自炊ソーキそばとタコライスで大いに盛り上がる。
三日目
大雨の中上がったすきにフンガワをと思って準備するがうまくいかず。
受付とリアホイールが回らなくなったの自転車をスペシャライズドブースでチェックしてもらって奥〜東村までの行程をチェック。
夜は自炊ソーキそばとタコライスで大いに盛り上がる(デジャブ)
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レース当日
名護〜オクマへの自走が土砂降りでびしゃびしゃになる。
レインジャケット、シューズカバー、靴底テープ、替えのグローブと靴下まで持参する準備ヨシ仕様
ガッツリ着替えてから奥の登りでウォーミングアップ、感触は悪くない。
慣れた形で進めるためにいつものローラー練と同じプロトコルで12分ほど上げる。
機材
SL7PRO+ForceAXS1x 46T
「Rapinist」+36T
F/R 4.7/4.8Bar
NT
栗どら焼き(出走前)
自作うめジェル2(30分ずつで2hまでに消費
Mag-on4(出走前1、2:20で1)
ボトル750*2
アクエリアス500を半分くらい
装備
長袖ワンピース
調光レンズ
レース直前
3年前はスタート5秒でちぎれてしまったので
今回はまず怪我なく完走
次いで50位以内でシード権獲得
というのが目標で出発
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待機列の中で内房ショーマ君と会話しつつシード選手が呼ばれていくたびにチョコチョコ隙間を動いてシード直後からスタート。雨は既に上がる。
レース前半
2019のときのように何が起きているかわからないまま崩れるのは辛いのでまず60人くらい先の先頭目指して踏んでみる。あっという間に前に出れて「おや、もしや前目で走れるのでは?」とちょっと自信がつく。
Groveのワタナベさんと共に先頭を走りながら周りはソレイユの小林さんやトライクル田渕君などの有名どころがたくさんいるなあとボンヤリ考える。
今年はおそらく全カテゴリで最速だったっぽい奥の登りを3番手で越えて海岸線へ。TDセミファイナル以来我慢して10日ぶりのカフェインが効いてるのか辛さはなし。ローテーションに入りながら危険地帯になりかねないトンネル3連発を突破。
フンガワは22km〜、先頭で入りたいので21kmまでは少し休もうかな...と思っていたところ結局ローテから外れて休むタイミングが掴ず。
与那関門のテントが見えてきてしまったので諦めて前へ。この辺から上がっていたはずの雨が再び降り出して濡れる。
突入は3番目で入る。前日試走で鹿野山-宝竜寺のようだなーと思っていたのであまり焦らず前目で。中盤で勾配上がるところで少し辛い感じがあったのでスリップスライドで下がりながら集団の尻尾へ...
と思ったものの濡れた路面は想像以上に神経を使うし視界不良で周りがよく見えず位置がわからない。
下がって行ったらそのまバックギアの如く下がってしまっていきなりメイン集団からコボれる。
メカトラで落ちてきたサーベロの方に聞くと前は30くらいとのこと。
うちからは宇井くんが前に残った模様。
なんとか千切れ組に声をかけてフンガワを越えたが既に先頭の気配はなし。学校坂へと下っても見えることはなさそうなのでこの集団内での戦いに切り替え。
レース中盤
学校坂は4.5倍くらいで進む。越えてアップダウンで140オープンに抜かれる。比較的緩め進行だったので鵜澤さん雑賀さんにお声がけいただきつつ応援をお返し。
しかし140に追いついてしまいそうなので声をかけて100は待とう!といっていたもの微妙な差になってきたところで数名フッと行ってしまい追えなくなってしまう。左脹脛は攣り気味。
これはゲサシまでに捕まるはずと思って声をかけ続けるもののローテーションが回らない。15人くらい入るはずなのに前の6人しか出てこない。
前回の苦い記憶の残る宮城関門で4年近く使ったボトルをリリース。
レース終盤
ゲサシでいよいよ辛くなるもなんとか二段越えてもう一度海沿い。恐らくアルメはダメだ〜と思ってしまったらそのままつけなくなってしまいセカンドパックからも脱落、グッバイシードの夢。
脚攣りは激しく、腰も痛く辛すぎて側溝にでも落ちれば楽になれるかな?なんて悪い考えも浮かぶレベル。
程よいペース人は誰もおらず攣りまくる脚をゴマかしながらカヌチャまで。リゾートの前でアンナ様を見かけたのでゴールまで連れて行くか!と思ったものの下りはぼくより速いので全然おいつかない
大浦の爆風区間で一人キャニオンの方ナンパするも結局千切られてしまい一人背負いながら羽地へ。登りは置いてけ、とのことだったので3倍でえっちらほっちら登るが全然進まない。腰から下は全部痛いってくらいになり、補給食は入って行ってない感じになりただただ生き地獄を味わう。
そこに210クラスの林さんが登場、お声がけいただきちょっと復活(ついていけるわけではない)
番越トンネルから先のアップダウンを超えながら同クラスの緑ゼッケンにも数人抜かれションボリするものの、なんとかオリオンビールの裏を抜けて名護へ到着。
しかし下りでも数人に抜かれて残念な感じ、緑ゼッケンも数人いたし根性ないな...
最後は誰もいないけれど記念に出しきってみようとモガいてみたら250Wしか出なかったw
という流れでレース終了。
レースの構成員として参加できたのはフンガワの1/3くらいまで、短い命であった。
レース後
3年越しの完走で安心したのが1/3、まず序盤は先頭で戦えて嬉しいのが1/3、2度千切れてしまった悔しさ1/3。
終わって湾岸のみなさんと合流すると宇井くんが15位!妻も目標の半分以上を達成!
自分は順位もあまり興味はなかったものの聞くとなんと50位ジャストでまさかの目標達成。
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途中平坦で2倍しか出てないみっともない区間があったりしたので素直には喜べないもののやってきたことは間違ってなかったかな?とは思えるくらいのリザルトでした。
一度着替えたのち湾岸ハウス(?)で飲んだくれ。
(ありがとうございます)
五日目
最後にSHIDOさんで投入されたウィスキーのダメージを感じながら起床。
海沿いの写真撮影を済ませて海岸で輪行荷造り。
昼にジャンキーな食事をして家路へ。
遠征を心ゆくまで楽しめ、かつとりあえず納得のいくリザルトを残せたことにホッとしております。
レースを終えて
100kmという距離が長いのか短いのかがイマイチ掴みきれておらず、雨の中の移動でまあまあ疲れる→入念にアゲアゲでアップ
というプロセスを経て序盤非常によく走れたものの奥は「明らかにやりすぎ」だったのを感じる。
回復できないままフンガワ行ったらそりゃあ...という感じ。
またフンガワは4.5倍くらいだからギリギリ出せるのでは?と甘く想定していったもののロードレース中長い登坂ははじめてで、実感としては6倍と3倍か5.5倍と3.5倍の繰り返しといった方が正しいような印象を受けた。
そもそもピークが4.5倍っていうんじゃお話にならないのを感じる。
有力どころが行ってしまった第二以降のパックは別にローテ回る理由もないし、無駄に疲れただけな感もある。
回りはじめるだけの存在感を持ちたいところだけどそもそもレースは「先頭のもの」
などなど反省点は多数でした。
レース前からずっとご指導いただいていた湾岸のみなさま、行動を共にしてくれたシモガクメンバー、オッティモのスーパーメカニックアベちゃん、地獄を提供してくれるクソコーチ、皆様に感謝あるのみです。
短いオフを挟む間もなくすぐにCXシーズンにレイトジョイン&明確になった弱点克服のためにバーベル担ぐ生活が始まりそうです。
ニセコクラシックもすごく楽しかったけど、沖縄はやっぱり特別だなと思いました。
いまのところ来年は100でシングル目指して行ってみようと思ってます。
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