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「カツナリ・デ・ナイト」のイベントを深掘りしよう!【第1弾】~琴と福山~

8月26日の「カツナリ・デ・ナイト」オープニングイベントで行われる「福山伝統ステージ」。幕開けを飾るのは、その雅な音色で優雅な気持ちにさせてくれる「琴の演奏」です。そこで今回は、「カツナリ・デ・ナイトのイベントを深掘りしよう企画」の第一弾として、「琴」と「福山」の関係についてぐぐっと深掘りしていきます!


日本有数の琴の生産地・福山

福山市は日本有数の琴の生産地ってご存知でしたか?実は福山と琴の歴史は、福山藩初代藩主である水野勝成が福山城を築いた頃からはじまりました。江戸時代の城下町では、武士や町人の子どもたちの芸事が人気で、歴代藩主が奨励したことから歌謡や音曲が盛んに行われていたそうです。

福山琴

さらに江戸時代の終わりには、琴の名手である葛原勾当が、京都で伝授された箏曲の技をもって福山に帰り、なんと580余人もの弟子を育てたというから驚き!

また、お正月の定番のメロディである『春の海』は、筝曲家・宮城道雄が、父の故郷である鞆・瀬戸内海をイメージしてつくったと言われており、歴史的にも琴と福山の関係が深いことがうかがえます。

福山の琴はなぜ高く評価されているのか?

楽器としては初めて伝統的工芸品に指定された「福山琴」。原木の桐選びからはじまり、1年の乾燥期間を経て、彫りや焼き、磨き、蒔絵などの装飾などまで、ほぼ全ての工程が熟練職人の手作業によって行われ、長い時間をかけて完成する工芸品です。

美しい木目が浮かぶ姿や、絢爛豪華な蒔絵など、見た目の素晴らしさはもちろん、普段な見ることが少ない音響効果を左右する内部の「彫り」の技術まで、磨き抜かれた確かな技術はまさに芸術品と言えます。

福山琴の製造工程

福山市では今回のような琴の演奏はもちろん、琴の演奏体験や、琴の製作工程の見学などもあります。ふるさと納税にもなんと琴が…!ぜひチェックしてみてくださいね。

福山伝統ステージイベントの紹介

■「カツナリ・デ・ナイト」
福山伝統ステージ 琴演奏(18:10〜18:30)福山文化連盟邦楽部

その他イベント内容詳細はこちらをご確認ください。


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主催:福山ビジットアソシエーション(福山観光コンベンション協会内)

TEL 084-926-2649