諸橋近代美術館
【アート×ビジネス】
Gotoキャンペーンを利用して、福島県の諸橋近代美術館に行ってきました。
20世紀を代表するスペインの画家であるサルバドール・ダリは、世界大戦の経験をきっかけに、それまで理性中心であった既成概念を否定し、無意識の領域にヒントを見出したり、自分目線で社会課題を見つめ、異質なもの同士を掛け合わせ、幻想的で非合理的な作品を生み出していったそうです。
今回の展示会で感じたことは、
①イノベーションという概念自体は以前から存在しており、私たちは過去から大いに学ぶべきだということ
②一方で過去や現在の常識にとらわれず、もっと自由な発想をしていくべきだということ
③KGI、KPIなどで目標設定し、ロジカルにコントロールするサイエンス思考だけではなく、アート思考を取り入れて双方バランスを取りつつ、独自の新しい価値提供を目指していくべきであるということ
など再認識できました。
私たちビジネスパーソンもアーティストが作品を生み出すときの思考フローから、学ぶべきことが大いにあると思います。
特に私たち宿泊業界(もちろん宿泊業界だけではありませんが)は、常識に囚われがちで、新しい価値が生み出しにくい業界構造になってしまっているので、アート思考的な考え方を学んでいく必要があると痛感致しました。