ここまでのGI 外厩調整成績(NHKマイルC前)
外厩制度が確立し実を結ぶようになってきた一方で、大竹、木村厩舎のような最優秀給餌師と揶揄されるような厩舎も増えてきた。
特にNFお抱え調教師は滅多なことをやらず、牧場オーナーの言う通りに動くものが重宝される。木村も社台の庇護がなければパワハラで失脚していたはずなのだ。
まぁそれはさておき、今年のGIにおける外厩成績を見てみたい
GI勝馬の臨戦厩舎
フェブラリーS 在厩
高松宮記念 しがらき
大阪杯 チャンピオンヒルズ
皐月賞 しがらき
桜花賞 天栄
天皇賞・春 在厩
2着度数
天栄2
チャンピオンヒルズ1
宇治原優駿1
在厩2
3着度数
しがらき1
宇治原優駿1
山元トレセン2
大山ヒルズ1
6つのGIのうち外厩[4.4.3]、在厩[2.2.0]
これをどう見るか。
NF絡みは[3.2.1]である。
今回のアスコリピチェーノは天栄帰り、ジャンタルマンタルは在厩
ジャンタルマンタルは前走までは山元トレセン帰りであり、今回は初の在厩ローテ。これは皐月賞3着から馬をマイルに作り直すという意図があったように思う。
アスコリピチェーノは2着に負けたマイルの桜花賞と同じ作りでいい、いわば漫然とした変わらないローテを守ったということになるだろう。
ジャンタルマンタルの在厩が吉と出れば牝馬限定戦で2着のアスコリピチェーノに勝ち目はない。逆に凶と出てしまえば安定を取ったアスコリピチェーノに分がある。
レーティングの抜けた2頭の比較。
一週前野馬体を見る限りはジャンタルマンタルに分がありそうではある。