百聞は一見にしかず
みなさん、こんにちは、福谷です。
昨日から2日間、ZOZOマリンスタジアムに来てました。
なんで来たのかはチーム事情なのでここでは書けませんが、結果的に登録されることなく名古屋に帰ることになりました。
「1軍に合流して登録されなかった」という経験は、おそらく僕にとって初めてのものとなりましたが、もし登録されなかったとしても、この経験を何かのするんだと思いながら積極的な気持ちで過ごしてました。
たったの2日間、スタジアムでの練習時間はトータル3時間ていどしかありませんでしたが、来たからこそ、見たからこそ感じられることがたくさんあり、個人的には来て良かったなと強く思っています。
まさに「百聞は一見にしかず」といったところでしょうか。
昨日、まず球場に足を踏み入れ、体を動かしているとき、感じたのは「やっぱり1軍はすごいな、良いな」ってことです。
ZOZOマリンに来るのは久しぶりですが、もともと好きなスタジアムの1つなので、芝の感じ、風の心地良さ、スタンドの形など、それぞれ味わうように練習してました。
そして今ファームの選手として過ごしている僕にとって、1軍で活躍している選手の練習はとても刺激的です。
アップの動きから、キャッチボール、トレーニングまで、各選手の動きを観察させてもらいました。
もしルーキーや育成選手などが、彼らの練習を見たり、ともに練習する機会があれば、言葉以上の学びを得られるだろうなとも思います。
「この考え方が足りないのか」「思ったより練習しないんだな」など、価値観を揺さぶるような経験はとても大切です。
そして、何事もゴール(目標)がない道ほど難しく、つまらないものはないので、「1軍で活躍してる選手」というゴールイメージを生で見て、話を聞くことで自分なりのゴールをつくっていくことはどの選手にも必要なことかと。
結局のところ、選手としてのキャリアを終えるまで、ゴールを決めてそこへ向かってトレーニングすることは終わらないと思います。
何をするか、なんて自分のゴールへどのくらいのスピードで向かいたいのかが決まれば勝手に浮かんでくるものです。
少なくとも専門家にその意志を伝えれば、何をすればいいのかは必ず案を出してくれます。僕らに必要とされるのは意志の強さや方向性だけです。
とにかく気持ちを強く保ち、自分と向き合ってトレーニングに励みます。
これからもっと暑くなるため、消耗戦で総力戦になっていくと、勝手に予想してます。
まだまだ、これから。