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佐久島 スタンプラリー


ふらりと行ってみた、佐久島へ。

朝食

出発港である「一色港」では朝市を開催しており朝早くから多くの人で賑わっていた。ろくに情報収集もせず行ったものだから食べるものも決まっておらず、すべての店舗を見て回ったが、食べたものは「ラーメン」。

和風中華そば「一色」 醤油ラーメン 800円
醤油のほかに塩もありました。

スープはかつおだしで寝不足の体にしみわたる。
海産物(海鮮丼)を想像していましたが朝早くやっているところは、さすが市場というだけあって素早く食べられるうどんやそばといった感じ。シラス丼もあったが、しらす丼は神奈川でも有名ですし、食べる気もせず・・・。(それをいったら海鮮丼もですが…)ということで「ここ」でしか食べられないものはラーメンと思って、ラーメンにしました。


新鮮な魚介類がたくさん。日帰りなら買って帰りたかった。
朝5時というのに多くのお客さんが。外人も多かった。
こちらの棟にうどんやラーメン、しらす丼などのお店があります。

いよいよ一色港から佐久島へ

始発のフェリーで佐久島に。
朝一だから空いていると思いきや、釣り人でぎゅうぎゅうに。乗客の8割か9割は釣り人。

出航ダイヤ 帰りは佐久島発10:17のやつに乗りたい。
屋上部分と船首部分と後方に乗船するタイプ。

佐久島に到着

一色港から佐久島までは約20分ほど。
外を眺めていたらあっという間についてしまいます。
自転車は輪行バッグに入れれば料金はかかりません。自転車をそのまま乗船させると580円(往復)かかるようです。

スタンプラリーのシートをいただき、スタンプラリーを開始。

一色港では雨は降っていなかったが、佐久島では霧雨が。
フェリーで向かっている最中に佐久島だけ雨雲があったから嫌な予感はしていたが、案の定佐久島だけ雨が降っていた。

最初の記念すべき1スタンプ目。このときはまだシートもきれい。


2番目はシートをもらった事務所の横にあります。
島に入って最初にみかけた猫たち(笑
顔をはめるタイプのパネル。みんな正面から撮ってるけどひとりなんで裏から撮ってみた。
裏にも説明書きがあり親切。

序盤から迷う。

弁天サロンはまだオープン前なのでスタンプをもらえず。地図を見ながら先に進むも、道が入り組んでおりなかなか目的地にたどり着けず。まるで迷路のような島なので地図をしっかりと頭に叩き込まないとたどり着けません。

スタンプ6番 大和屋観音
こんな道がたくさん。 ※まだましな道。

最初の猫様を発見

草の中でのんびりと過ごしていました。
起こすものかわいそうなのであまり近づかずそのまま立ち去る。

おひるねハウス

情報誌などでもよく拝見する「おひるねハウス」
近くでは子供が水遊びをしていました。

早起きは3文の得?誰もおらずゆっくりできました。
寝ずに来たからここで寝たらあっという間に夜になってしまいそう・・・

第2猫様発見

猫はのんびりしている姿がとてもいいですね。
島内は車も少ないので本当に静か。海と風と虫の声しかしません。
時間がとてもゆっくり流れています。

起してごめん。
外壁が黒いのは壁を潮風から守るためにコールタールを塗っているとのこと。
この景観が「三河湾の黒真珠」と呼ばれている。

地獄はここから始まった。

佐久島のスタンプラリーは2つありまして、「佐久島アート」と「佐久島弘法弘法巡りスタンプラリー」があります。私が今回メインで考えていたのは「アート」の方、「佐久島弘法弘法巡り」はついでに周っていましたが、この「佐久島弘法弘法巡り」が曲者で、森の中を入っていくところが多く、道は舗装されておらず木の根っこが出まくっています。また倒木もあり道がふさがれているところも。一番の厄介者は「蚊」、この蚊、都会の蚊と違い、容赦がない。出ている肌すべてに襲ってきます。しかも振っても逃げない。地図を見ようと止まっただけで集中攻撃です。「佐久島弘法弘法巡り」は諦めよう、できる限り回避しようと思いましたが、道に迷うといつの間にか「佐久島弘法弘法巡り」のルートに入っているんです。まるでホラーでした(笑

行き先の看板も倒れちゃってるし・・・どっちに行けばいいのよ(笑
ありがたいものなんでしょうけど、私には蚊の襲撃のせいで
ホラー映画のひと場面に見えてました。
蚊に襲われるから一礼だけして立ち去る。

気を取り直して「アート」ルートへ。

17番 イーストハウス
こちらも人がおらずゆっくりとした時間が流れていた。
16番 かもめの駐車場

第3猫様

朝から一杯やっているおじちゃんの横でくつろいでいた三毛猫ちゃん。
おじちゃんが離席すると、すぐさま残り物の確認を行っていた(笑

残り物確認中。


こちらは廃墟近くで寝ていた第4猫様 警戒心強め
行き止まりで途方に暮れたところ。

知らない間に森の中に入ってしまい、来た道を戻るか、海岸に出るか悩んでいるところ。戻るとなると蚊の集中攻撃を避けながら小走りで抜けることとなりしばらくここで悩んでしまいました。結局来た道を戻りましたけどね。(汗だくで)

恋愛スポット「紫の砂浜」

言われてみれば確かに紫っぽい。言われないと気が付かないレベル。もう少し紫だとわかりやすいかも。(ちなみにこちらも蚊に刺される道です)

言われれば紫に見える。写真スポットはなく「砂浜」があるのみ。
恐怖の森を抜けます。ゆっくり厳禁。小走り必須。


21番 海神様
15番 星を想う場所 個人的にはこのアート作品が一番好き。
島のあちこちにカニがいます。道路を横切ったり、草むらにいたり。
カモメの子供かな?近づいても逃げずにトコトコ歩いていた。
第5猫様、観光客が通りかかったため奥に逃げていった。

締めは「大アサリ丼」

甘めの出しに揚げたアサリが2つ。お味噌汁は赤だし。
冷たい飲み物をしばらく呑んでいなかったので麦茶をがぶのみ。
美味しく頂きました。ごちそうさまです。

食堂ゆきや 大アサリ丼 800円

予定よりも1本後のフェリーに乗ることに。

1周10kmだからすぐ終わるな。どこで時間をつぶそうか、とまで考えていたのにふたを開けたら行ったり来たりで20kmも走り、写真もたくさん撮ったことで予定よりも大幅に時間をオーバー。サイクリングじゃなくてハイキング?サバイバル?って思うほど過酷でした。(すべて準備不足なので自分が悪いのですが)

乗るはずだった10時を逃すと次は12時。フェリー乗り場でしばし休憩。
一色港に戻るころにはすっかり晴天に。さらば佐久島。

で、スタンプラリーの結果は?

「アート」は一応すべて集めたのですが、一色港にあるスタンプだけ押すのを忘れました。わざわざスタンプが置いてあるところまでいったのにお土産に目を奪われ、スタンプのことをすっかり抜けてしまった。

台紙がボロボロなのは、この台紙で蚊を払ったから(苦笑
見た目は少ないけど、徒歩推奨のスタンプラリーなのに
良くこれだけ集めたと思ってる(笑

まとめ

なんだかんだで天候にも恵まれて、結論から言うと楽しいサイクリングでした。スタンプラリーを行うことで達成感もありました。
自然も豊かですし、人も温かいし、猫も自由だし時間を忘れてのんびりできるところだと思います。
しかしながら、アートで観光客という着目点は良いと思うですが、整備が行き届いていなかったり説明不足なところもあり残念だなと感じるところがありました。
島内をゆっくりと周るのであれば、泊まりで半周ずつ周ると佐久島の魅力を存分に堪能できると思います。
自転車であれば自転車で周れるところとそうでないところをあらかじめリサーチし、自転車用のルートを作成された方がよいです。島内は人が一人しか歩けないくらいの狭い道がたくさんあります。スピードを出すととても危険です。というかスピードは出せません。そういうことも含めてルートづくりをされた方がよいと思います。

良い点
・スタンプラリーで達成感を得られる
・サイズ感(1周10km)がちょうど良い
・自然だけではなくアートを設置することで映えポイントがある
・海産物が豊富である
・車が殆ど走っていない

いまいちな点
・ルートがわかりづらい (自分の準備不足?)
・自転車では行けないところもある。
 (自転車メインで行くとなるとルートを考えてから行った方がよい)
・行き先の看板が倒れている、倒木などがそのままである。
・蚊が野性的(これは仕方がない)

行程
・5:00 一色港 朝市
・5:30 和風中華そば「一色」 醤油ラーメン<朝食>
・6:30 一色港出航
・6:50 佐久島到着
・11:00 食堂ゆきや 大アサリ丼<昼食>
・12:30 佐久島出航
・12:50 一色港到着

約10kmの島をなぜか20km走っていたGPSログ

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