佐久島 スタンプラリー
ふらりと行ってみた、佐久島へ。
朝食
出発港である「一色港」では朝市を開催しており朝早くから多くの人で賑わっていた。ろくに情報収集もせず行ったものだから食べるものも決まっておらず、すべての店舗を見て回ったが、食べたものは「ラーメン」。
スープはかつおだしで寝不足の体にしみわたる。
海産物(海鮮丼)を想像していましたが朝早くやっているところは、さすが市場というだけあって素早く食べられるうどんやそばといった感じ。シラス丼もあったが、しらす丼は神奈川でも有名ですし、食べる気もせず・・・。(それをいったら海鮮丼もですが…)ということで「ここ」でしか食べられないものはラーメンと思って、ラーメンにしました。
いよいよ一色港から佐久島へ
始発のフェリーで佐久島に。
朝一だから空いていると思いきや、釣り人でぎゅうぎゅうに。乗客の8割か9割は釣り人。
佐久島に到着
一色港から佐久島までは約20分ほど。
外を眺めていたらあっという間についてしまいます。
自転車は輪行バッグに入れれば料金はかかりません。自転車をそのまま乗船させると580円(往復)かかるようです。
スタンプラリーのシートをいただき、スタンプラリーを開始。
一色港では雨は降っていなかったが、佐久島では霧雨が。
フェリーで向かっている最中に佐久島だけ雨雲があったから嫌な予感はしていたが、案の定佐久島だけ雨が降っていた。
序盤から迷う。
弁天サロンはまだオープン前なのでスタンプをもらえず。地図を見ながら先に進むも、道が入り組んでおりなかなか目的地にたどり着けず。まるで迷路のような島なので地図をしっかりと頭に叩き込まないとたどり着けません。
最初の猫様を発見
おひるねハウス
情報誌などでもよく拝見する「おひるねハウス」
近くでは子供が水遊びをしていました。
第2猫様発見
猫はのんびりしている姿がとてもいいですね。
島内は車も少ないので本当に静か。海と風と虫の声しかしません。
時間がとてもゆっくり流れています。
地獄はここから始まった。
佐久島のスタンプラリーは2つありまして、「佐久島アート」と「佐久島弘法弘法巡りスタンプラリー」があります。私が今回メインで考えていたのは「アート」の方、「佐久島弘法弘法巡り」はついでに周っていましたが、この「佐久島弘法弘法巡り」が曲者で、森の中を入っていくところが多く、道は舗装されておらず木の根っこが出まくっています。また倒木もあり道がふさがれているところも。一番の厄介者は「蚊」、この蚊、都会の蚊と違い、容赦がない。出ている肌すべてに襲ってきます。しかも振っても逃げない。地図を見ようと止まっただけで集中攻撃です。「佐久島弘法弘法巡り」は諦めよう、できる限り回避しようと思いましたが、道に迷うといつの間にか「佐久島弘法弘法巡り」のルートに入っているんです。まるでホラーでした(笑
気を取り直して「アート」ルートへ。
第3猫様
朝から一杯やっているおじちゃんの横でくつろいでいた三毛猫ちゃん。
おじちゃんが離席すると、すぐさま残り物の確認を行っていた(笑
知らない間に森の中に入ってしまい、来た道を戻るか、海岸に出るか悩んでいるところ。戻るとなると蚊の集中攻撃を避けながら小走りで抜けることとなりしばらくここで悩んでしまいました。結局来た道を戻りましたけどね。(汗だくで)
恋愛スポット「紫の砂浜」
言われてみれば確かに紫っぽい。言われないと気が付かないレベル。もう少し紫だとわかりやすいかも。(ちなみにこちらも蚊に刺される道です)
締めは「大アサリ丼」
甘めの出しに揚げたアサリが2つ。お味噌汁は赤だし。
冷たい飲み物をしばらく呑んでいなかったので麦茶をがぶのみ。
美味しく頂きました。ごちそうさまです。
予定よりも1本後のフェリーに乗ることに。
1周10kmだからすぐ終わるな。どこで時間をつぶそうか、とまで考えていたのにふたを開けたら行ったり来たりで20kmも走り、写真もたくさん撮ったことで予定よりも大幅に時間をオーバー。サイクリングじゃなくてハイキング?サバイバル?って思うほど過酷でした。(すべて準備不足なので自分が悪いのですが)
で、スタンプラリーの結果は?
「アート」は一応すべて集めたのですが、一色港にあるスタンプだけ押すのを忘れました。わざわざスタンプが置いてあるところまでいったのにお土産に目を奪われ、スタンプのことをすっかり抜けてしまった。
まとめ
なんだかんだで天候にも恵まれて、結論から言うと楽しいサイクリングでした。スタンプラリーを行うことで達成感もありました。
自然も豊かですし、人も温かいし、猫も自由だし時間を忘れてのんびりできるところだと思います。
しかしながら、アートで観光客という着目点は良いと思うですが、整備が行き届いていなかったり説明不足なところもあり残念だなと感じるところがありました。
島内をゆっくりと周るのであれば、泊まりで半周ずつ周ると佐久島の魅力を存分に堪能できると思います。
自転車であれば自転車で周れるところとそうでないところをあらかじめリサーチし、自転車用のルートを作成された方がよいです。島内は人が一人しか歩けないくらいの狭い道がたくさんあります。スピードを出すととても危険です。というかスピードは出せません。そういうことも含めてルートづくりをされた方がよいと思います。
良い点
・スタンプラリーで達成感を得られる
・サイズ感(1周10km)がちょうど良い
・自然だけではなくアートを設置することで映えポイントがある
・海産物が豊富である
・車が殆ど走っていない
いまいちな点
・ルートがわかりづらい (自分の準備不足?)
・自転車では行けないところもある。
(自転車メインで行くとなるとルートを考えてから行った方がよい)
・行き先の看板が倒れている、倒木などがそのままである。
・蚊が野性的(これは仕方がない)
行程
・5:00 一色港 朝市
・5:30 和風中華そば「一色」 醤油ラーメン<朝食>
・6:30 一色港出航
・6:50 佐久島到着
・11:00 食堂ゆきや 大アサリ丼<昼食>
・12:30 佐久島出航
・12:50 一色港到着