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怒ってしまうのは何故か、 知ってますか?
今回のテーマは【コアビリーフ】
前回、少し書かせてもらいましたが、
改めてコアビリーフについて説明しておきます。
個人が正しいと思っている信念や価値観のことであり、人によって様々な「コアビリーフ」を持っています。
また、コアビリーブは個人の中だけでなく、同じ目的をもった集団や仲間意識を持ったグループの中にも存在します。
「~すべき」
「普通は~」
「常識的に考えれば~」
「当然~」
これらの言葉に置き換える事が出来ます。
いわゆる、「あるべき論」です。
イライラした時に
「普通はこういう事はしないでしょ?」
「確認することは当然じゃない?」
「常識的に分かるでしょう?」
「予定が変わったら連絡するのが当たり前」
などと言いたくなったひ、言われたりした事があるのではないでしょうか?
この、普通や当然や、常識や当たり前が自分のコアビリーブなのです。
コアビリーフという言葉を知った上で、怒りについてお話します。
☆怒るという感情のしくみ
・第一感情
第一感情とは、不安、恐怖、辛い、疲れた、悲しい、寂しい、ストレスがある事を指します。
どれもマイナスな感情です。物事が起こった時に感じる本能的な感情になります。
・第二感情
第一感情が蓄積されると、たとえばストロークの時にも話した、コップから水が溢れてしまうように、許容範囲を超えてしまいます。この時に強く現れるのが怒りです。
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つまり・・・『怒りは第二感情』なのです。
怒りは、何かの理由(第一感情)が無ければ発生しにくいものでもあります。
ですが、、、この怒りの感情もとっても大切な感情という事です。
そして、怒りは3つのステップに分ける事ができます。
1 出来事に遭遇・・・何らかの出来事があったり、誰かの言動を見たり、聞いたりすること。
2 出来事の意味付け・・・その出来事、誰かの言動などが、どういうことなのかを考え、意味づけする。
3 怒りの発生・・・意味づけした結果、自分が許せないものだと怒りは生じる。
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※この中の「出来事の意味づけのとらえ方によって「怒り」が発生するしかしないかが決まります。
意味づけをする際、私たちが普段しているもの、判断の価値基準にしているものがあり、この自己基 準と合致しない「怒り」の基準になっていくのです。
だだ、必ずしも相手が持っているコアビリーフが自分と一致するとは限りません。それでも自己基準を変えられない為、コアビリーフに他人の基準は通用しません。つまり、自分のものさしでは自分しか図れないという事じゃないでしょうか。
自分のコアビリーフをしっかりと知った上で、
自分と相手は違う事を理解する事が重要です。
これを踏まえた上で、
次回は【怒りの感情の種類】をお伝えしたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。