往復声簡66日目|陽と樹と。
6月8日(火)晴れ
ダーマツ文庫。
谷川俊太郎さんの「どこからか言葉が」を外で朗読。
その後、歩きながらフリートーク。
帰りに豆乳を買おうと思って、Suicaを持って出たんだけど途中でなくしちゃった。
ポケットから落としちゃった。
あーあ。
探そうと、歩いた道をもどったけど、すでに1時間も散歩したあとで、ヘトヘトだったので、あきらめちゃった。
夏か。
冷たい飲み物がすすむ、すすむ。
昼過ぎに往復声簡。
2人へ声を贈った。
往復声簡で朗読して相手へ贈るっていう行為が、元気や勇気をくれる。ほんとうに。
往復声簡をすると、自分が整う気がする。
相手のために朗読しているんだけれど、根源には自分のためというのがあるんだなと実感する。
勇気がもらえるから、なにかをはじめたいときのための、助走効果もある。
良いことづくし。
お酒好きな人には、お酒がすこし登場するおはなしを部分的に抜粋して贈った。
友だちとお酒を飲む場面がでてくる。
いつかカンパイしたいですね、ということで。
もうひとりには、詩を贈った。
詩作についての詩。
わたし自身が、言葉の扱い方を気にしているんだと思う。
往復声簡をやってないけど、声を贈りたい人がいる。
最近、話ができてない相手。
ごきげんでいるかな?
ずっと読んで届けたいなと思っている本がある。
今日は、それとは別だけど、相手にぴったしな詩を見つけた。
その詩に合う場所で朗読したいなと思い、太陽の光がカンカンの暑いなか公園へ移動。
大きなサクラの樹のしたで。
すごく満足。
晴れやかな気分で読めた。
きっと届いていくだろうなって思って、その声を放った。
こちらからの一方的な行為だけれど。
でも、とても自然なタイミングで、こだわりから解放されて、なんの期待もない状態。
ただ、そこには希望だけがある。
しあわせな勘違いも、あるかもしれない。
すごくいい状態な、この時を迎えられたことがうれしいなって思う。
気持ちのデトックス効果あり。
往復声簡ならぬ、片道声簡ですね。
気持ちを贈るとき。
わたしは朗読することで、声に気持ちをのせて贈っている。
いま、わたしに、朗読があって良かったな、と思う。
そして、世の中に、良い詩や本がたくさんあって良かった。
偉大なる先人たちに感謝です。
これまでを振り返る。
いろんなモヤモヤしたことや、嫌だな〜って思っちゃうことも、大体3-4週間も経つと、気分が落ち着くんだなっていうのがわかってきた。
1月から毎日の行動記録をつけているので分析できた。
嫌な気持ちも、嬉しくて舞い上がる気持ちも、3-4週間が自分の周期。
そう思えば、なにか凹むことがあっても4週間も待てば、嫌な気持ちもなくなるなぁと思っていられる。
安心してモヤモヤしていられる。
楽になれるなって気づいた。
舞い上がる気持ちについては、舞い上がりすぎると余計な動きがふえて疲れるので、ゆるくずっとふわふわしあわせ〜って思えると良いなぁと。
みどりの窓口。
Suicaを落としたので、みどりの窓口で再発行の手続き。
なんと、その窓口対応をしてくれた人が、中高の同級生でした。
すんごい偶然というか、奇跡では?
成人式か大学のときの同窓会以来か。
近況報告をかるくして、バイバイ。
連絡先の交換もせずに別れたけれど。笑
いいんです。会いたくなったら、みどりの窓口へ行きます。
夜は、大学時代のバイト先の人たちとごはん。
大学1年から2年まで、小さい寿司屋さんではたらいてました。
アルバイト募集ポスターに書かれていた「美味しいまかない付き」の言葉に惹かれまして。
その後、店長が独立して、自分のお店をひらくタイミングで、似顔絵を描いてと頼まれました。
その似顔絵がお店の、のれんや湯飲み、箸袋に使われてたりします。
いつ描いたんだっけって振り返ったら、大学3年生の時だったみたい。
はじめての来店するお客さんと、似顔絵を話題にして盛り上がったりするらしいです。
長いことだいじに使ってもらって、うれしいですね。
いま、わたしがお寿司のイラストをいっぱい描いているのも、大学時代の寿司屋バイトが元になっている気がしました。
お酒、めっちゃ飲んだ。
日本酒を飲むときのチェイサーのつもりで頼んだハイボール。めちゃくちゃ濃かった。
いくら美味しかった。
つぎはネギトロも食べたいです。
帰りはタクシーだったけど、あえて家から離れたところで降ろしてもらった。
酔い覚ましさんぽです。
届いた声:○
贈った声:3つ(片道声簡ふくむ)
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