往復声簡76日目|プカとプカの間。

6月18日(金)晴れ


目覚め。

気持ち悪く、ない。
食あたりから、復活!

クラブハウスでギターの部屋が開いていたので、ベッドで寝転がりながら聴いた。
終わって、ゆっくりと起きあがる。
まだお腹に刺激物を入れるの早いよなぁと思い、お湯を沸かして白湯をのんだ。
体に水分がしみる~。
前日に何回か吐いたので、お腹が凹んでた。
体重計にのると、0.8kgくらい軽くなっていた。
4月後半からのダイエット生活の中で1番痩せてた。
この0.8kgで一喜したって、どうせ、今日、ごはんを食べたら元に戻るんだけれど。


それにしても、部屋が汚れている。

昨日、調子が悪かったので、夕方に取り込んだ洗濯物が、ソファーの上に散乱。
机には、なにかしらを拭いたティッシュがあったり、とにかく部屋が荒れていた。
まるでお酒のんで帰ってきて脱ぎ散らかして寝ちゃったときのような・・・散らかり様でした。


今日が晴れで良かった。

掛け布団と毛布を干して、シーツを洗濯した。
洗濯物も畳んで、ゴミもすてて、床掃除もした。


すっきり!からのダーマツ文庫。

昨日、届いたヘリノックスの椅子に座りながら「すてきなあなたに」の6月の章を朗読。

著者の方が、パリの街で見かけたレインコートのはなし。
雨の日のお気に入りグッズがあれば、雨の日もたのしかろう。
わたしは、傘は友だちがプレゼントしてくれてお気に入りがあるけど、雨用の靴やレインコートがない。
ほしいなぁってうすらぼんやり思っている間に、いつも梅雨が終わっちゃう。
この一連の流れを毎年くりかえしています。


今日は、電気をつけてなくて、いつもよりちょっと暗め。
スマホは、机の上。スマホの画面は見ない。

ヘリノックスの椅子に座っているとお尻の位置が低くなり、体が斜めに、ちょっと仰向けぽい状態になる。
だから、自然に目線が斜め上になる。
目線の先には、隣の家の青い屋根の上にあるアンテナ。
そこをぼーっと眺めながら話す。

不思議とひとり言が進む、進む。

ひとり言とは、ダーマツ文庫の朗読のあとのフリートークのことです。
ちょっと暗い部屋だから、神経が集中する。
部屋の静けさに耳がいく。
こういう静けさもいいなぁって思う。
頭が冴えてた気がする。


さんぽしてから仕事。

全社的な会議だと思ってたものが、任意参加っぽかったから出るのやめた。
この前、問い合わせがきてたところから、正式な提案依頼書が届いていたのでよく読み込んで対応。

あと、自分から「やりたい」といってた、仕事に入れることが決まった。
来週からは忙しくなりそうです。


友だちの新しいメディア立ち上げの編集会議に参加した。
会議の本筋とは関係なく、唐突に、参加メンバーの過去の話を聞いてしまった。
唐突ではあったものの、そういう話には免疫があるから、あんまり驚かない。
この歳になれば、そりゃいろいろありますよね。



ちょっと遅めのおひるごはん。

体をいたわるモードなので、やさしそうなお吸い物をいただいた。
ニンジンとえのきと卵を入れた。うん、やさしそう。
あと納豆も食べた。ぜひ、腸で良いはたらきをしてほしい。



午後の仕事。

とある方へ、初めて連絡。
パートナーとして協業したい旨をメールで伝えた。
週明けに何かしらお返事が来ていると良いのだが。



夕方、会う約束をしていた知人と、公園で待ち合わせた。

明日、雨が降るらしく、明日は散歩ができない。
だから今日のうちに散歩したいし、はやく、外でヘリノックスに座りたい!

結果、チェアリングさいこう。

気分がとても良い!!!!

でも、やっぱり蚊には刺される!
知人は全然、刺されていないのに。
わたし、くるぶしを出した格好でいってしまったので、蚊に刺されてもしょうがない。
暑いし、靴下を履く気分にもなれない。
でも、刺されたくない。
これは難しい問題です。


よるごはんは、友だちがオーナーをしているプレオープン中のお店へ行った。

友だちと会うのは半年ぶりだった。
前回、会ったのは、仕事に復帰する前のタイミングだったから、そこからいままでの変化についてはなしをした。

2月から朗読を始めて自分にとっていい習慣になっていること、
4月から往復声簡の活動をはじめたことも伝えた。

朗読にまつわるあたらしい展開も考えていることを話しているなかで、
「自分の朗読に自信がないんじゃないか」と言われた。

わたしは、わざとらしい演技っぽい朗読を聞くのが苦手。
自分がする朗読は「上手く読む」よりも、「いかに自分が気持ちよく読めるか」「いかに自分がリラックスできるか」を大切にしたくて、これまであえて技術的なことは学んでこなかった。
朗読スクールなんてものもあったりするけど、興味がない。

それを伝えると、相手は

「わかっているつもりでも、技術を学ぶことは新しい発見があるもの。
そこで技術を身に付けたからといって、(わたし)の個性がなくなると言うわけじゃないし、やりたいことがもっとできるようになるんだと思う。」

と言ってくれた。

たしかにそうかも。
前向きになった。


好きなポッドキャストのなかで、TBSアナウンサーの堀井美香さんが、朗読の本を出したと言っていたことを思い出した。
まずは、それを読んでみようとかなぁと思った。



ついでにいうと、自分が気にしているのは「さしすせそ」の滑舌。

「さしすせそ」のなかでも「す」は「です」とか「ます」とか語尾によく出てきて、読んでいるときに、どうも、ひっかかる感じがする。
滞りなく読めると、もっと気持ちよく読めるはず。

だから滑舌の訓練ができるだけでも、いいんだろうなぁ。
こーゆーのは学ぶ相手が好きな人じゃないと、自分の吸収力が落ちるので、どんなセミナーあるか探してみようかな。
そして、セミナー講師がどんな実績をもった人かより、どんな声の人で、どんな朗読をする人なのかっていうのが気になる。


夜ごはん、おいしかった。
店長の結婚、新店舗のオープン、別店舗の周年記念、誕生日、で4つのお祝いごとがあったので、4回、乾杯した。

友だちが若いときに、自分は何ができるんだろうって悩んだこととかを教えてくれた。
友だちが20代の前半で迷ったことを、わたしはいま35歳になって、考えてるんだなって思った。
友だちはすでに悩みから抜けていて、基本ポジティブにたのしいことを考えて暮らしているので、わたしもそーゆーところへ行くんかなぁと思った。
というか、そーゆーところへもう足を踏みいれている気がしている。



帰宅。

家で別の友だちと最近モヤモヤした話をした。

なにか朗読でのあたらしい展開を考えているけれど、それをどういう形でやったらいいのかなーってことも話したりなんかして。
(って、この日記を見直している今日8月2日の時点で、どんなことを考えていたのか忘れている)
お互いにぐちをいったけど、暗いネガティブな雰囲気ではなく、キャッキャと話しちゃった。
まぁ、こんな日があっても良いでしょう。



人との距離感について考えている。

かかわる人すべてのフォローや助けは、わたしにはできない。
やっぱり付き合っていく人は限られる。
そして、相手との距離感は、人それぞれ違うと思う。

水に浮かぶイメージ。

わたしが付き合う人も、付き合わない人も、みんな水に浮いている。
おなじ時に、おなじ世界に、存在はしている。
わたしもみんなも、ぷかぷか浮かんでいて漂っている。
ぷかとぷかのあいだの距離が、たまに近くなったり遠くなったりするってことなのかなぁ。

自分の水世界での中心は、もちろんわたし。

自分が動けば、水面に輪ができて、まわりに伝わる。
近ければその影響が大きいけれど、遠ければちょっと小さな波として伝わるくらいのイメージ。
付き合う/付き合わないも、近くにいる/遠くにいるのイメージ。
付き合わないからって存在をないものにはしない。
切り落としもしない。
でも、あなたとわたしお互いのために、遠い距離をとりましょうね、そのほうがしあわせですよね、ってかんじ。

そういうイメージが平和だな、って思って、自分のなかでしっくりきた。
そうなると、常に水のうえで、同じ位置にいるってことはないと思う。

時の流れによって、近づいたり離れたり。
大きな波でどこかへ流されたり、なにかに引っかかって、止まったりするようなもんなんだろう。
もし、おなじ場所にとどまっているとするならば、水が循環してなくって汚くなっている気がします。
わたしはさらさらと流れる清流にいたいですね。
汚いものが飛んできたとして、それがたとえどんなに小さいものでも、目立って、見つけられる。
そのくらい、きれいな清流のなかに身をおいていきたいです。



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