恐竜小噺その2(改訂版)金の隕石銀の隕石
いつの時代も旅というものは本当に楽しいものです。
時は6800万年前の白亜紀末期の、北アメリカ大陸を、年のころなら、十五、六の一匹のオスのティラノサウルスが旅をしていたときのことでございます
山道を歩いてるとオンタリオ湖に辿り着きました。
ティラノ「歩き疲れたし喉も乾いてきたし水でも飲んで休憩しよう」
ティラノサウルスが休憩していると急に一つ隕石が降ってきましたが
すぐに気づきよけました
その隕石は湖に落ちました。
すると湖からオオシーラカンスがでてきました。
オオシーラカンス「あなたが落としたのはこの銀の隕石ですか?」
ティラノ「違います。隕石落としてません。」
オオシーラカンス「それではこの銀の隕石ですか?」
ティラノ「話聞いてますか?なにも落としてないんです。」
オオシーラカンス「それではこの普通の隕石ですか?」
ティラノ「落ちてきたのはこの隕石ですが僕は落としてないのです。」
オオシーラカンス「なんて正直者なのかしら、あなたにはこの金の隕石、銀の隕石、普通の隕石、それからいろんな種類の隕石たくさん差し上げます。」
ドドドドドドドドトッ
ティラノ「ん‼えっ!あ!いっ隕石や~~」
こうして恐竜は滅亡しました。