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ビールの好き嫌いは味ではなく、雰囲気に酔っている

ビールにはたくさんの種類があり、味、コク、アルコール、喉越しなどそれぞれ人によって好みが違う。

「すみません、私は生ビールが飲めないもので」と言う人も、以外に海外のビールだといける場合もある。

私が一番はじめにハマったビールは宮古ビールだ。

飲みやすさといい、喉越し最高だった。

宮古島のビールが最高だった

沖縄の人は結構酒好きな人が多く、毎晩のように宴会をやったことは今でも覚えている。

でも本当には私はこのビールに酔っ払ったのか確かではない。

私が学生の時、実習で宮古島に1週間農業実習をしたことがあった。

宮古島の人は、ともかく、スロースタートであり、集合時間も遅く、1時間ぐらいは余裕で遅れてくる。それぐらいのんびりしているのだ。

朝、仕事を少しやってから、その後は少し休み、また軽く作業してから、休むと、まぁ、ほとんど休みばかりであり、昼からはちょっと飲むかといって、ビールを口にしたりする。

このマイペース感は以外に自分の性格とマッチしていたため、特にストレスはなかった。

というより、意気投合していた。昼休みも取り、少し海辺で遊びながら、夜になると農業の仲間と宴会が始まる。

急に酒やつまみの準備が始まる。焼きそば、卵焼き、枝豆などは慣れたものだ。

大学で飲み会の準備を学ぶ

大学では、この飲み会の準備は大学で学んだものである(笑)そして、その宴は最高であった。

一緒に学んだ仲間や先輩、師匠などと飲み交わす酒は特別に美味く、本当に気持ちよく酔っ払うことが出来る。

そう、アルコールや味も大切ではあるが、誰と飲むのか、何をするかによって、酔っ払う気持ち良さが変わるのである。

いくら最高のビールであっても、飲んだ人と快く飲めなかった場合は、その味も記憶に残らない。

都内のパーティでブッフェをしたことがあるが、話すことも趣味はなんですか、会社はどちらですかといった普通の会話をしており、自分の欠点をさらけ出さない飲み会は悪くはないが本心としてとてもつまらなかった。

アジアで飲むビールは最高に美味しい

それに対してアジアで飲むビールは格別だった。

カンボジアに行った時、カンボジア人と安い居酒屋に行ったのだが、まぁ、薄いのなんの、ほとんど味もなく、つまみも小さい落花生や玉子焼きといった安いものであった。

場所もオシャレでもなく、椅子と屋根が少しあるぐらいだった。

初めは、こんなところで飲んで何が楽しいかと思っていたが、ビールをガバガバ飲んで、心を完全にオープンにし、良いところも悪いところも曝け出したら、急に面白くなり始めた。

そう、お互いが心から楽しく会話したり、出来ることでどんなものでも楽しく感じると知った。

アジアのクソ暑い、カンボジアで飲んだビールだからかもしれないが(笑)すぐに打ち解けた。

飲み会には色々と特徴がある。

飲み会にはそれぞれ特徴があり、良い悪いは特にない。

ただ旅していると、本当にありえない居酒屋や宴を知ることができる。

それが刺激的であり、のちに最高になってくることがある。

安ければ、安いほど意外に最高だったりする。

もし、新しい飲み屋に行きたい方は、旅をしながらお酒を飲むといいだろう。

そして、最高の刺激的で、バカな飲み会をするといいだろう。

いまの世の中、常にネガティブで、孤独を感じたり、悩んでいる人がいるが、少し視野を広くすると、こんなにバカで、最高なものが人生にたくさんあるということを知ってほしい。


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石川 流
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