母親がずるく、賢く生きていることに気づき始めた。30代息子の葛藤😭
母親とは大切な存在である。
子供の時から長期間いるため、息子は特に母親のやり方を学ぶことが多い。そして、絶対的な存在であった。
そう思っていた自分も大人になって、女性友達ができたり、恋愛したりするとだんだん価値観が変化していった。
特に結婚して妻ができると、女性の見方や考え方も変わってきた。
妻にも両親がいるし、兄弟もいる。人間関係の構成も違ってくる。
一緒に生活すると当たり前ような考え方も、ちょっと見方が変わってくる。
そんな自分も30代の後半になってだんだんと気づき始めた。
今日はこのことについて書こうと思う。
長男は母親の指令通り動く
母親から教育を受けていたので、その通りやることが多かった。
私が長男だったので、完全に洗脳されていた。
これをやれと言ったらやるし、母親が違うと言ったら違うことをする。いわば奴隷みたいなものだ。
そんな奴隷みたいな生活は、心と違う本当でない自分にだんだんと疲れていったのです。
すると、母親の理想とは逆の方向に生きるようになるのです。
結婚希望
母親の希望は美人OL、看護師
私の希望→農家の娘
仕事希望
母の希望→大手銀行員、医者
私の希望→発展途上国の指導員、福祉のサポート
まったく違ってくるのです。
大人になると母親の洗脳が解けてくる。
結婚すると、妻と長く生活するようになるので、だんだんと女性の考え方も変化してきました。
すると過去にあったことがなぜ起きたのかが、だんだんと分かってくるのです。
友達でのトラブル、恋人とのトラブル、同僚とのトラブルなど
あの時はなぜこのようなことが起きたのが分からないことが、だんだんと解けてくるのです。
今考えれば失敗したと思えることがたくさんあるのです。
母親の失敗、父親の失敗を自分の反省点として捉え、自分をみつめなおすようになるのです。
物を配り、自分を優勢にマウントをとっていた
家族と食事をしたい時。
母親は常に自分が中心であるように、物を配ったり、言葉を上手に使って人を動かしていた。
トークが上手で、みんなが錯覚するのです。
物を配っていいように見えたが、実は配っているものは賞味期限が切れたものであったり、相手が求めていない物であったりすることが多く。
人は何かをもらうと、返さないといけない心理が働き、なかなか発言できないのです。
つまり、全て自分が得をするように進むのです。
私はそのやっている誤りにだんだんと気づいてきました。
その行為は自分は気持ちがよくなっているだけで、他の人はそう思っていないこと。
実は私も同じようなことをしていたのです。
この方法だと実は周りに嫌われます。
「思いやりと言葉」がないからです。
学生の時から優秀だった母親の頭の良さとメンタルの強さは尊敬しています。しかし、損益で人間関係をつくっているところがあるのです。
でも、私自身は母親に分かっていてもダメ出しすることはありません。
同じようなことが起きても黙ってまた始まったと葛藤しているのです。