#259 ノーサイド
WBC、日本優勝おめでとう!!
決勝、素晴らしい試合でした。
しかしながら、ベストゲームは日本ーメキシコ戦だったと思います。
WBC日本ーメキシコ戦、祝日だったので一日観れたのに、ついうっかりしていて9回しか生中継で見れませんでした。
その9回が、劇的な展開だったのは皆さんがすでにご存知のことでしょう。
とても感動し、思わず声をあげてガッツポーズしてしまいました。笑
といっても、ぼくは9回までどんなゲームだったか分からなかったので、ダイジェストを観るのを楽しみにしていたんですね。
ダイジェストでは、日本のプレーだけでなく、メキシコの好プレーも取り上げられていたんです。
しかも、かなりの割合でした。
その中の一つに、越えればホームランという打球をキャッチしたシーンがありました。
これ、柵を越えたら日本の勝ちが近づくとても重要な場面だったわけです。
日本を応援している私たちは、ホームランボールをキャッチされたら、「うわぁ…」ってなるじゃないですか。
でも、解説の人たちは、振り返ってこういうわけです。
一旦勝ち負けを置いといて、純粋に相手選手の好プレーを讃える姿勢がありました。
試合終了になる場面では、メキシコの選手に向けて拍手を送る様子をカメラは捉えていました。
一番その行動が早かったのは栗山監督のように見えました。
試合が終わる瞬間。
実況の方は
完全なノーサイドです
と、表現していました。
ノーサイドは、ラグビーの基本用語です。
サイドなしという意味から、敵味方関係なく試合が終了すれば全員が仲間と解釈されます。
参考:
村上選手の一打にも感動しましたが、
ノーサイドを讃え合う選手たち、実況・解説の方々、ダイジェスト制作スタッフの姿勢にも感動を憶えた瞬間でした。