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#79 心にエルドラドを求める旅人でありたい。

旅ということばに思いを巡らせる時、頭の中ではとある歌が流れます。
「DRAGON CARNIVAL/Acid Black Cherry」という歌です。


このバンドのボーカルのyasuは、「モンスターハンター」というゲームをイメージして作詞作曲したとのことです。
...ちなみに自分はこのゲームをプレイしたことがありません。

でも、どういうわけか、ワクワクするし、元気が湧いてきます。

どうしてだろう?なぜ「旅」ということばでこの楽曲がイメージされるのか、どうしてワクワクするのか、本稿で自分自身を深掘りしてみようと思います。


1 なぜこの楽曲が想起されるのか。

まず、自分はこのアーティストのつくる楽曲が大好きです。

官能的な歌詞。

人の心情をありのまま叙述する表現。


中学生のときからこのアーティスト、というよりボーカルのyasuの魅力にとりつかれています。


お気に入りの曲は、歌詞を見なくても歌えます。
一つの理由に、このアーティストが大好きだからということが挙げられるだろうと思います。

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次に、新幹線に乗っている時、行ったことのない土地に行く時、知らず知らずのうちにかけているから・・・かもしれません。
必ずしも旅に出ているときではなく、出張で新幹線を利用するときも聴いている気がします。

そんなわけで、なぜこの音楽が思い出されるのか、については、


1.好きなアーティストの歌だから

2.遠くへ行く時によく聴く歌だから

ということが言えそうです。


2 どうしてワクワクするのか

前述した、遠くへ行く時によく聴く歌だからということに紐づいていそうです。

近所への移動は、慣れ親しんでいる分、安心・安全のイメージがあります。

一方、遠くへ行くことは、今の自分の生活ではあまり日常的なことではありません。

そのため、安心ではないし、どこか油断ならない気持ちを抱いている気もします。
また、知らないところへ行くことも、さほどありません。

あまり日常的ではないことを行うときに、やはり不安を感じます。


そんな時、未開の地へ足を踏み入れることに対して前向きな想いを歌っているこの曲を聴くと、同じく自分自身も前向きになれます。

この歌のおかげで、知らないところ、遠いところ=ワクワクするというイメージにつながっているのかなと思います。


また、楽曲を構成するイメージに非現実感があります。
ゲームをイメージして作った曲ということもあるからでしょう、この非現実感がワクワクにつながっている気がします。

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3 まとめ

 本稿のタイトルにある、「エルドラド」ということばは、スペイン語で「黄金郷」を意味します。
もともと大航海時代にスペインに伝わったアンデスの奥地に存在するとされた伝説上の土地を指すそうです。


自分にとっての黄金郷ってなんだろう?

見知らぬ土地に行く、その都度、そんなことに思いを巡らせたいなと思います。

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「今」「この時」「その都度」。


自分の求めるエルドラドは、変わるのだと思います。

「旅に終わりがない」のは、その都度求めるもの(エルドラド)が変わるからなのだろうと。

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「旅をする」とは、自分の心を探る営みなのかもしれません。


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