#80 これから流行る2つのカタカナ語。
福祉に携わる人間として、価値を感じている2つのことばがあります。
どちらも、海外由来なので、カタカナ語。。。
本記事では、その2つのことばを紹介したいと思います。
タイトルでは、期待を込めて(笑)、これから流行る!と言い切っています。
1 ペイフォワード
映画「ペイ・フォワード」を見たことはありますか?
いただいた恩をそのまま返すのではなく、別の誰かに贈る。
このことを言います。
やられたらやり返す。
年賀状を送ったら送り返す。
返報性の原理を覆す、大きな可能性を秘めた考え方と思っています。
この考え方を、地域福祉の増進に結びつけたいと思い、「ペイフォワードカフェ」を行なっています。
2 ケアラー
イギリス・オーストラリアなどでは法律にもなっているケアラーの概念。
無償で、日常的に介護をしている介護者のことです。
本来学業に励むべき年齢の人が介護者の場合、ヤングケアラーと表現します。
もっと広まってもいいと感じています。
日本ではごく一部の自治体の条例レベルですが、じわじわとケアラーが認知され始めています。
社会的にも経済的にも孤立しやすいケアラー。
早急な法整備・サポート体制が築かれるべきと考えます。
3 まとめ
「ありがとう」
ほんのちょっとのやさしさ
それで救われる方は、思っている以上にたくさんいる。
できるときに、できる人が、できることをする
それが当たり前の世の中になれば、孤立しがちな人にも届く時がくる。
ペイフォワードとケアラー。
この2つのカタカナ語が流行ることによって、上記のことを考えさせてくれるきっかけになるんじゃないかと思っています。