話し相手がいないリスク

今日は
“話し相手がいないリスク”
というお話をさせていただきます。

ある抑うつ状態の
年配のクライアントさんが
少しずつ来院され、
元氣になってきました。

もちろん
治療の効果もあったと思うんですが、
ただそれだけではないわけです。

そして、
そのクライアントさんが、
元氣になってきた理由を
教えてくれました。

それは
“話し相手ができたからだ”
とおっしゃるんです。

普段の生活のなかでは、
悲しいことに
人と話をすることがない
年配の方だったんです。

だから
何かいいことがあっても、
また逆に
悲しい嫌なことがあっても
それを言う相手がいない
話をする相手がいない。

そうなると
良いことに伴う嬉しさや
嫌なことに対する悲しさといった
感情自体が薄くなるですね。

そうすると
感情を抱くことがなくなって、
ただ生きているだけという状態に
なっていった・・・

そんなお話をしてくださいました。

これ、
以前お見えになっていた
若いクライアントさんからも
同じ言葉を伺ったことがあります。

仕事に行っても
特に仲の良い人間もいないし、
遠方から来て
一人暮らしをされてたんですね。

だから
話し相手がいない。

そして
その話し相手がいないことで、
感情がすごく希薄になっていったと、
その方もおっしゃっていたんですね。

そう考えると、
近くにいる話し相手というのは
非常にありがたいんです。

その存在に感謝したいものです。

そして、
いまこの方たちと同様に、
話し相手がいなくて、
感情がすごく希薄になっているような方があれば、
ぜひとも、
ご自身が好きなことで、
横につながる仲間を作ってください。

勇氣を出して、
そのコミュニティーに飛び込んでみてください。

そういった、
マッチングアプリなどもあります。

なかなか、
それができないというのなら、
有料ですがココナラなどで、
聴き屋さんを相手に
お話しするようにしてください。

ほかにも、
傾聴のサービスなどもあります。

それが、
あなたの感情を守ることに
繋がっていきますよ。

今日は
“話し相手がいないリスク”
というお話をさせていただきました。

フォローやいいね、コメントやレターも大歓迎です。

では、本日も皆さんがご自分の人生を生きられることを祈っています。

今日も、
楽イキで生きましょう。

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