息子の骨折の話と骨折のことについて

Stand. FMで配信しました。
これ↓をタップすると聞けます。

今日は
“息子の骨折の話と骨折のことについて”
というお話をさせていただきます。

一昨日
仕事が終わったところで
息子が私のところに来まして、
「ちょっと診て・・・」
って言うんですね。

何やら
2日前ぐらいに転んで
手をついたそうな。

診たら
手首のところの骨に
ヒビが入っている状態ですな。

手のひらをついて
手首の骨(橈骨)のを折る骨折のことを
コーレス骨折っていいます。

ヒビと骨折って何か違うのかっていうと、
実は一緒です。

骨折の定義は、
“骨組織の連続性が完全あるいは部分的に離断された状態をいう”
なんですね。

だから
ボッキリとかなくても、
部分的にでも
骨が損傷したら骨折なんです。

だから
ヒビも骨折なんですね。

骨折にも
種類がありまして、
一般的には骨がバラバラになるような
骨折のことを『複雑骨折』って言われてるのですが、
これは本当は間違いなんですよ。

バラバラになっている状態のものは
粉砕骨折って言うんです。

それで、
複雑骨折っていうのは
骨折した骨の先が
皮膚を突き破って外に出てしまった状態を
いうんです。

開放性骨折とも
いいます。

これは、
感染症を起こす確率が高いので、
ヤバイです。

8時間以内がゴールデンアワーといわれていて、
早急に処置が必要なものです。

で、
息子の話に戻れます。

彼はまだ身長が伸びている
年代なんですね。

なので
手首のところに成長軟骨とか、
骨端線と言われる
骨が伸びていく場所があるんですね。

そこのところの損傷をしているだろうと
思われる状態でした。

なので
そこから骨が伸びるとわけですから、
非常に細胞分裂が盛んで、
治りも良い場所なんですね。

だから
軽く固定しただけで
充分という判断で、
幹部と手首の固定だけで
経過をみることにしています。

通常、
骨折って
上下の2関節を
固定するのがセオリーなんです。

だから、
息子の骨折した場所だと、
手首と肘の関節を
固定することになるんですが、
そこは状態を加味してって感じですね。

骨折の治療って、
こんなことを考えながら
するんですよ。

もちろん、
もっと考えることはありますけどね。

今は
接骨院はやってないですが、
なんとなく昔のことを思い出したので、
今日はこんな配信をしました。

でも、
いまは骨折の施術ができない
接骨院さんも多いみたいだし、
なんだかなぁと
寂しい思いもありますね。

まー、
時代もあるので
しょうがないかなとも
思いますけどね。

今日は
“息子の骨折の話と骨折のことについて”
というお話をさせていただきました。

フォローやいいね、コメントやレターも大歓迎です。

では、本日も皆さんがご自分の人生を生きられることを祈っています。

今日も、
楽イキで生きましょう。

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