食洗機 サンコーラクア 1ヶ月使ってみた in 賃貸
「買うと世界が変わる」
皆が口を揃えて言うものの、賃貸物件では導入コストが高いと思い長らく購入を躊躇していた食洗機。散々悩み抜いた上で工事不要のタンク式食洗機 サンコーラクア を導入して1ヶ月。食洗機導入を悩んでいる全ての人に言いたい。
結論:超便利!悪いことは言わないから今すぐ買った方が良い!
食洗機導入を悩んでいる人に向けて食洗機を買う前に感じていた疑問や導入してよかったこと。導入前には気がつかなかった事もレビューしていこうと思う。
汚れは落ちるのか
大体の汚れは落ちる。
ミートソースでもチーズがついたフォークだろうがカレーがついた鍋だろうが大抵の汚れは落ちている。食洗機は高温の水で四方八方から水を噴射するので手洗いで洗う時よりも汚れが落ちやすくなるかららしい。
私はどんな種類の食器でも食洗機で解決したいので洗浄力が比較的低いジェルタイプの中性洗剤を使用しているが、それでも大抵の汚れは綺麗になっているのだからすごい。汚れを落とすアルカリ性の洗剤を使っていればさらに綺麗になると思う。
ただしクリスタルガラスや高温で割れたりする食器。アルミ食器は中性洗剤だろうと食洗機では洗えないので注意!
自宅にある食器が使えるか
「自宅にあった食器が食洗機非対応で買い直す羽目になった」という話も良く耳にしたが、普段使いの食器であれば大抵食洗機に入れても問題がないと思う。
もちろん食洗機対応の皿で揃えるのが一番良いとは思うが、そこまで神経質にならなくても大丈夫。
我が家は完全自己責任で
・絵付きの和食器(普段使い)
・食洗機対応味噌汁用おわん
・おたまやトング(シリコン、スチール)
・プラのスライサー
などを食洗機で1ヶ月洗ってきたが、今のところどの食器も特に問題なし。心配ならアルカリ性ではなく中性の洗剤で様子を見てみるのがおすすめ。
※食洗機メーカーによって食洗可能な食器の種類は違うので必ず確認してください。それ以外の食器を食洗機に入れる際は完全自己責任でお願いします。
タンク給水は面倒なのか
これは人によって感じ方が異なるが、個人的な感想を述べると
手洗いの手間<タンク給水 なので全然問題無し!
分岐水栓を設置せずに使う場合、使用する前に1回分(5L)の水を手動で給水する必要があるのだがこの給水が面倒で食洗機を処分したり分岐水栓用のものに買い換えたという意見もネット上では時々見かける。本当にタンク式食洗機を買って良いものか悩んだが安心してほしい。
5Lのポリタンクを食洗機の上に置けばこの欠点は大体解決できる!
キャンプ用のポリタンクを写真のように食洗機の上にセット
食洗機を使用する前に栓を開けて放置。アラームが鳴ったら栓を止めてスタートボタンを押すだけなので楽チン。
若干の時間のロスはあるものの、付属カップでの手給水に比べたら手間は圧倒的に減る。ポリタンクは災害時の給水用にも使えるので食洗機導入の有無にかかわらず常備しておくと良いと思う。
↑画像で使用しているウォータージャグはこちら
何がそんなに便利なのか
食洗機を導入することの一番のメリットは
家事ストレスを一気に減らせること
これに尽きると思う。
食器を入れてスイッチさえ入れてしまえばその時間を他の家事にあてたり、家族との時間に使えるのでストレスが減る。食洗機が原因で家族と喧嘩をしている人がいるなら「それ食洗機導入で全部解決できるよ!」と声を大にして言いたい。
感覚としては洗濯物を入れてスイッチを押すだけで洗濯〜乾燥までやってくれるドラム式洗濯機が一番近い。例えば出勤前にスイッチを押せば帰宅する頃には洗い物が終わっているのですぐ夕食の準備に取り掛かることができる。ストレスが減るだけではなく時間を有効活用できるようになるのも大きいメリットだと感じた。
食器が入りきらないのではないか
タンク式食洗機で唯一弱点があるとすればビルトインや分岐水栓型食洗機に比べて入る食器の量が少ない事ではないかと思う。
性質上、水を貯めておくタンクが必要になるため外観の大きさに比べて入る食器の量が少なくなってしまうのは否めないだろう。
それでも夫婦2人分の食器なら1日1回の食洗で済むことも多いし、1日1回で済まなくても複数回食洗機を回せば良いことなのでこのデメリットのせいで手洗いを選ぶくらいなら食洗機を買った方が良いと思う。
ちなみにラクアは上部にお箸やしゃもじなどを入れる小物トレーがついているのでデッドスペースになりやすい場所にも食器が入るように工夫がされていた。入れ方を工夫すれば包丁やトングなども入る。
正直食器が入りきらず手洗いしなければいけない場合もあるが、それでも手洗いの量が減るだけでもかなり楽になるので悩んでいるならまずは導入してみてそれからどう使っていくかを考えていくのがおすすめ。
重視したけどいらなかった機能
どうせ買うなら乾燥機能があるものを…と思っていたがぶっちゃけ乾燥機能は必要なかった。
…というのも高温で食器を洗う食洗機の性質上、食洗機の蓋を少しだけ開けておけば乾燥機能がなくても食器の余熱で勝手に乾いてくれる。
ラクアの乾燥機能はヒーターを使う使用上電気代がかなりかかってしまうので、外出時以外は食洗が終わったらカゴをキッチン台に出して自然乾燥させて電気代を節約するようにしている。
同じタンク式食洗機で乾燥機能無し&食洗後に蓋がオートで開く機能がある機種だと新型Sirocaが候補にあがってくる。
しかしSirocaは約6万弱なのに対し、ラクアは約3万と半分の価格で買えてしまうので費用対効果を考えるとラクアが一番おすすめかなと感じた。
ラクアは結構大きい
一番誤算だったのが本体の大きさ。2〜3人用だとおもって油断したら結構場所をとる。具体的に言うと大型オーブンで有名なSHARPヘルシオと幅-5cmくらいしか差がない。導入前に食洗機をどこに置くのか。まな板を使うスペースは確保できるかなど具体的なイメージをきちんとしておくのがおすすめだ。
食洗機買って世界が変わった
色々と語ってきたがデメリットよりもメリットの方が圧倒的に多いし食洗機を導入したことで夫婦喧嘩が減り生活に余裕ができたのが良かった。
この記事が賃貸物件でタンク式食洗機の購入を悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?