見出し画像

今すぐビットコインを手元保管!取引所からPCウォレットへの送金手順を解説【絶対失敗しない】

取引所でビットコイン放置していませんか?

それはあなたの所有物ではありません。
どこからどう考えても取引所のものです。

だから手元で保管することが大切!

いわゆるセルフカストディが肝心です

ここでは取引所で買った(あるいは放置している)ビットコインを、手元のElectrumウォレットに移す方法を解説します。

所要時間としては1時間~数時間でできます。

失敗例も多いので、初心者向けに絶対Goxしない方法を解説してきます。

取引所のあるビットコインは取引所のモノ

至極当然だし当たり前のことですが…

「取引所のBTCは取引所のモノ」

ビットコインを買う勇気があり、そして実行に移したのは素晴らしいことです。でも取引所に置いたままなら詰めが甘すぎます。

取引所っていうのは利用者が買ったビットコインを1つのコールドウォレットで保存してて、1人1人に専用ウォレットがあるわけじゃないです。

⇩ 取引所の欠点とリスク

  • 全ビットコインを1つの場所で管理してる

  • ハッキングにあえば全てが奪われる

  • 取引所の利用には個人情報提出が必要

  • 中央集権に合法的にGOXさせられるリスク…

どんな取引所を使ってても同じ

せっかく非中央集権であるビットコインを持っていても、それを中央集権的な取引所に置いといたらなんの意味もありません。

だから手元に置いておきたいわけですが…

ビットコイン送金は想像以上に緊張します。

🤔「本当に着金するのかな?」

😟「途中でGoxしないか不安…」

😰「送金ボタンを押すのが怖い」

そのせいで取引所におきっぱの人もいそうですね。

でも安心してください。

この記事はそういう人にビットコイン送金のための安全な手順とGOXしないための絶対覚えておくべきことを解説していきます

取引所から手元へのBTC送金前に覚えておくべき2つのこと

送金前に覚えておくべき知識があります。

それは次の2つのこと

  • 送金手数料はケチるな

  • 着金までは大人しく待つ

この前提を覚えておくと冷静に作業できます。

1.送金手数料はケチらない。相場は0.0005BTCほど

ビットコイン送金には手数料がかかります。

  • 一般的な相場 : 0.0005 BTC

  • 日本円に直すと : 2000円~2500円

※ 2022/02/10のBTC価格500万円より算出

1回の送金に2000円~2500円です。

これを高いとは思わないでください。

そもそも手数料はマイナーに対して払われるもので、ブロックチェーンの維持に不可欠なものです。手数料は固定値ではないし、送金ユーザー側が勝手に決めることもできます。

だからといって手数料をケチると自分の送金が後回しになっていつまでも終わりません。最悪次のブロックまで先延ばしにされることもあります。

この手数料はケチらないこと!

取引所指定の手数料から変更しなくていいです

2.着金までは時間がかかる。大人しく待つこと

ビットコインのブロック生成時間は10分ごと

それなら10分で着金すると思いがちです。

でもビットコインには承認時間もあります

▼ 承認とは何か

承認とはトランザクションが新たなブロックに含まれることをいいます。トランザクションがどのブロックにも属していない場合は未承認です。いずれかのブロックに属している場合にその取引は承認を得たと表現します。その取引の属するブロックの後ろにほかのブロックが追加されることで承認数が増えていきます。ブロックチェーン上で支払う手数料が低い場合、なかなかブロックに含まれず未承認の時間が長くなることがあります。

https://bitflyer.com/ja-jp/s/glossary/confirmation

例えば0.01BTCを取引所から手元ウォレットに送る場合、新しいトランザクション(Tx)が生まれ、マイナーによりマイニング作業によって自分のTXがブロックに追加されます。(これが1承認)

そしてそのブロックに新しいブロックが追加されたら2承認、さらにブロックができたら3承認・・・といった具合に承認回数は増えていきます。

この安全な承認回数の目安は6回

つまり最低でも1時間以上はかかるわけですね。

細かいことは抜きにして待ってください。
とにかく最低でも1時間は待ってください。

1.まずはElectrumウォレットをインストールしよう

ここから具体的な実行手順を解説します。

※ 緊張しすぎず冷静に淡々と作業してください

ここではElectrumウォレットを使います。

まずそれをPCにインストールしてください。

▼ ダウンロードはここから

自分のOSにあったウォレットをダウンロードすればOK

Windowsなら「Windows Installer」をクリックすればインストーラーが保存され、それを起動してウィザードの指示通りに進めればインスト完了です。

2.Electrumから新規ウォレットを作成しよう

それではElectrumを起動してください。

ビットコイン保管用ウォレットを作成します。

⇩ まず【新規ウォレット作成】をクリック

⇩ ウォレットの名前を任意で設定

⇩ ウォレットタイプを設定

ここではスタンダードウォレットを選んでおけば間違いないです。まずは手元に送ることが最優先なので、2段階認証とかマルチシグは使わなくていいです

⇩ 【新しいシードを作る】を選択して次へ

⇩ シードが表示されるので手元に記録!

ここから先は

2,108字 / 14画像

¥ 498

この記事はいかがだったでしょうか?もし活動を支援していただけるならサポートをお願いいたします m(__)m。