この世界の片隅に
ようやく。
のんさん主演の映画、この世界の片隅にを見てみました。
普段映画は最寄りの郡山市の映画館で観るのですが、本作は福島県内では
福島市かいわき市でしか上映されず。
諦めていたのですがあまりにツイッターで話題になっていたので負けました。
片道100キロ、高速を走り福島市に。(もちろん自家用車で一人で)
ちなみに、この世界の片隅にとは
こうの史代による日本の漫画作品。『漫画アクション』(双葉社)にて2007年1月23日号 - 2009年1月20日号まで連載。単行本は同社より上・中・下巻の形式と、前編・後編の形式で発売。
2011年8月5日に日本テレビ系列でドラマ化された。また、2016年11月12日より片渕須直監督による同名の劇場アニメーション映画が全国公開された。
(Wikipediaより)
だそうです。
10年前から連載されていた作品を今こうして観てきたわけです。(初めて知りました)
本作は広島を舞台に描かれた戦争モノなんですが、おっとりした主人公のすずさんを中心にほっこりする内容の映画で、戦争モノとしては異例とのことで話題になっています。
例えば。幼少期に人さらいに遭ってるのですが、被害者なのに慌てることなく
「困ったねぇ。早く帰ってニワトリにエサやらんと」とか言うし。
配給で「何を貰えるのか」という会話になっても
「なんでもええじゃないですかぁ。なんでも足りんのですから」
とか。
困った事件が起きても「あちゃー。困ったねぇ」と。全く困ってなさそうな顔で。
なんでそんな幸せそうなのかと泣けてきました。
全体的にそんな感じなんですけど、やはり戦争モノなので特に後半は目を覆いたくなるようなシーンも。
すずさんは絵が好きで、得意。なのでところどころ芸術的な描写が。
その解釈の仕方が人それぞれ違う部分を含めて、何度も見たくなる
一度見ただけでは満足できない
というのは分かる気がしました。
個人的に面白かったし好きなんですけど、一度観れば満足かなという。
ただのんさんの声優としての能力が異常に高くて。
たしかあまちゃんに出てた人(観てない)で一時期話題になった人
としか思ってなかったんですが。
のんさん自身なんとなくほわ~っとしてそうなイメージを持っていたのですが、そのイメージとすずさんのイメージがダダ被りで。最初の5分でもう涙ぐんでました(なぜか)
直接的な人の生き死にの描写は少なく、間接的かつ芸術的に描かれているのでそういうのが好きな人にはたまらないんじゃないかと。
一度は観てみることをお勧めします。
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