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人生、生きてりゃなんとかなる12 準備資金がゼロでも大丈夫

「しょぼい起業」をすすめる中で、準備資金が50万円くらいという感じで話を進めてきましたが、この50万円がないよ!という人もいるでしょう。普通の起業だと、ここで銀行から借りる話になりますが、そうならないのがしょぼい起業です。

極端な話、現時点での所持金はゼロでかまいません。
例えば、そこに「存在している」だけでお金がもらえるアルバイトで貯める方法とかがあります。アルバイト場所に存在しているだけでお金を稼ぎつつ、リモートワークのアルバイトで同時に二重にお金を稼ぐとか。
そんなバイトがどこにあるのか、というのは本書に詳しく書いてあるのでぜひ読んでみてください。

ほかにも体力に自信がある人は土木作業をやったりとか、とにかく何もしたくない!と言う人には治験のアルバイトとか。

数か月めいっぱい働いて、生活をつつましく抑えておけば数十万くらいは貯まると思います。


それでもバイトは無理!と言う人。準備資金がないなら、誰かに投資してもらえばいいのです。これは、「あなたが何にお金を使うか」を考えると見えてくるのですが、そのきっかけは「楽しい」と思える感情です。

お金持ちで、若い人に出資したいとか、若い起業家を育てたい!と思っている人は「できれば面白い人、楽しい人に投資したい」と考えます。そういう人になればいいのです。(詳しくは本書に書いてあります)

さらにもう一つ。
絶対に譲れない条件が「お金を持ち逃げしない事」。つまり、
お金を持ち逃げしない、好ましい人で面白いことをやっている人
に人は投資します。


「始めてしまったけどこの部分でどうしてもお金がいるんです!」
なら出資する気になれますが、

「こんな面白いことをやりたいんです」では出資を受けられる可能性は低くなります。

なぜなら「やりたい」から「やり始める」が一番大変だから。
そしてそれを投資家たちが一番知っているから。

一番いいのは「投資してくれたらなんらかの成果物を持ってくる」という事を分かるようにすること。完璧なものである必要はありません。クオリティが低かろうと、とりあえず途中で投げ出さずに何かをやり通した、というのは信用に大きく寄与します。

出資を受けたいなら、まず自分でできる範囲の事をやってみましょう。
その成果物を投資家の前に持っていって、

「私一人の力ではこのクオリティです。しかし、あと〇〇万円あればこの成果物はこんな感じの素敵なものになる予定です」という感じです。

「〇〇をやってみたいんですけど、お金がないので踏み出せません。お金があれば踏み出せると思うので、お金を下さい」と言う人とでは、どちらに投資したいかは明らかでしょう。

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道中を楽しむ者(道楽者)
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