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人生、生きてりゃなんとかなる20 最後に。しょぼい起業実例集

本章では「しょぼい起業」の実例集としてしょぼい起業コンサルタントの結果、
しょぼい喫茶店
周りに絵を描いたり、写真を撮ったり撮られたり、やりたいことをやってきた友達がたくさんいるが、長い時間をかけて培った知識や技術だとしてもお金にならなければいつか諦めざるを得ない。そういう人たちが集まる場所を作りたい。中途半端な人が、中途半端なまま生きていく場所を作りたい

という目標を持った「えもいてんちょう」さんや、そのしょぼい喫茶店で働きたい女性「おりん」さんの話などが綴られています。

大富豪になりたい訳でもなく、高級ブランド品が欲しいわけでもない。
ただ毎日「死にたい、生きるのを辞めたい」、と思わなくても済むような日々が送りたい。

しょぼい喫茶店はそんな日々を望む人たちと繋がって、とりあえず生きておくのもいいかなという考え方で成り立っているそうです。

ちなみに保健所への営業申請の際、書類の店名に正式に「しょぼい喫茶店」で申請し通ったので、本当に店名が

しょぼい喫茶店になっています。
気になる方はどうぞ。
しょぼくても生きていていいこと、生きていけることを示したいという意志でつけた店名だそうで、そんなにふざけているというわけでもないようです。

そんなしょぼい喫茶店の「えもてん」さんと「おりん」さんは2018年11月1日、Twitter上で入籍したことを発表したそうです。


1人は「就活どうしようかな」と悩み、
1人は「仕事でもう二度とあんなつらい思いはしたくない」と思いながら実家の九州で療養しており、お互いの存在すら知らなかったのに。
1年後に自分たちが店を出し、その店に生きがいをみつけ、伴侶まで見つけるとは。

今の自分がしんどくて、もう生きている意味なんてないと思っている人。あなたの一年後なんて、あなた自身も含めて誰にも分かりません。
どうか自分の人生を放り投げて諦めてしまうのだけはやめましょう。

もし自分の人生を諦めてしまう事を考えている、死ぬ気がある人。
それくらいの覚悟があるなら一度この本を手に取って読んでみてください。
もしかしたら1年後、「よくわかんないけどなんか今楽しいな、幸せだな」と感じられる日々を送っているかもしれないのだから。

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