「最高の休息法」を読んで 22 思考のループから脱したいとき「モンキーマインド解消法」
頭の中にさまざまな雑念が渦巻いている「モンキーマインド」の状態では、脳のエネルギーが膨大に浪費されどんどん疲労が蓄積し睡眠の質も下げてしまいます。
そんなときはまず雑念そのものに対する「認知」を変えましょう。
繰り返しやってくる思考に「名前」をつけるとループに陥りにくくなります。
ポイント
・「雑念=電車」、「自分=プラットホーム」のような認知行動療法的アプローチが有効
・「自分」と「自分の考え」を同一視しない
この方法は
・思考ループの抑制
・集中力の向上
・自己嫌悪の回避
・寝つきの改善
・深い睡眠
に効きます
●捨てる
思考にラベルを貼り、(さまざまな思考に「これはAの案件」「これはBの事」「これはCについて」と紙に書き出すとより良い)何度も考えたという事実に気づく
「もう十分!」と思考を頭の外に出す
●良し悪しで判断するのをやめる
「いまここ」以外の基準で物事を評価していないか?
「ノンジャッジメンタル(決め付けない)」を意識する
●由来を探る
その考えが何度も現れる原因は?
自分の「深い願望」から考え直す
●賢者の目線で考える
自分の尊敬する人、歴史上の偉人ならどう考えるか。
「雑念そのもの」と「雑念を抱く自分」を同一視していないか?
頭がいっぱいなとき、なにがなんだか分からないとき、そんなときにはとにかく「紙に書き出す」のが有効。
思いつくままに殴り書きでもいいので頭に浮かんだことを書き出してみる。
たったそれだけでも「自分が何に悩んでいるのか」、「どうしたいか」、「どうすべきか」、が見えてくるときが多い。
そこで自分の尊敬する人(もうなんでもいい)ならどう考えるか?をちょっと考えてみる。一見ばかばかしいようにも思えるこの方法、試してみると結構有効でおススメ。
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