お金の話 11 たった1つだけ。お金持ちの本質
お金があることで良かったと思うのは行動範囲や選択肢が広がったことですね。例えば海外旅行に気軽に行けるようになったりします。
東京から大阪に行くのにだいたい2万円くらいかかります。
でも、5万円払えば東南アジアに行けるわけです。
東南アジアに行ったときに得られる印象と、大阪に行ったときに得られる印象って全然違うんですよ。
東南アジアに行くと「人間ってこんなに違うんだ!」ってなるわけです。
そういう驚きという部分に関しては大阪以上なわけです。
そういう意味で、「じゃあ5万円払います」って言えるのがお金があることの良さです。本当にその程度だと思います。
周囲の人を見ていると、ほとんどの人はお金を持つと生活コストを上げ始めます。というか上げるのが当たり前というくらいなんです。
普通の人だったけれど事業が成功してお金持ちになりましたー。で、生活コストを上げずに普通の人と同じレベルでお金を使わない人って本当に数えるほどなんですよね。(噂ではメイプル超合金のカズレーザーさんは生活コストを上げないとか聞きますけど)
だから、人間ってたぶん収入が増えると使っちゃうものなんですよね。
NFL(アメリカのナショナル・フットボール・リーグ)で年間何億って稼ぐ人たちがいますが、選手を辞めた途端に破産する人が多いんです。
毎年何億円もある生活を変えられなくて、借金を負ってしまって・・・という人が多い。
あと、宝くじに当たった人の多くが不幸になる、というのも有名な話ですね。
基本的にほとんどの人はお金が増えると多く使ってしまいます。
で、多く使った結果、それでもその生活を維持できる人のことを「お金持ち」と呼びます。
そもそも「多く使った」というのも
今後もお金が増える見込みがある
今後の投資として
今まで我慢していたちょっといいやつを買ってみた
とか、ある程度の限度は守っているわけです。
世の中勘違いしている人が多いのですが、お金持ちってお金を使わない(収入>支出)人の事を言うのであって、お金を稼いで、そのほとんどを消費しても、またお金を稼いで、っていうのはお金持ちというより「お金回し」ですよね。
みんな「お金持ちになりたい」
というわりに消費をする人が多いのでおそらく誤解しているんじゃないかと思うのですが、