健康の結論を読んで10 日本の三大疾患の1つ「脳卒中」について
日本の三大疾患の1つである「脳卒中」は、脳が原因の突然死を招く。
脳梗塞(のうこうそく)、脳出血、くも膜下出血と呼ばれる、脳の血管が詰まったり、破れたりする現象の総称が脳卒中だ。
1950年~1970年頃は脳卒中で亡くなる人がピークで、日本人の死亡原因1位だった。
現在はその死亡率は急激に低下。今はガン、心疾患、肺炎に次いで4位となっている。
しかし、脳卒中で治療を受ける人の数は今、1960年代に比べ4~5倍にまで増えているという。
診断技術、治療薬の進化で病気が未然に発見され、助かる機会が増えた為だ。
そして脳卒中は後遺症を残す事が多い。
「寝たきり」の原因1位が、この脳卒中の後遺症によるものだという。
命が助かったとしても、残念ながら人生のQOLが著しく下がってしまう。
現在約150万人とされる患者数は2025年前後には約300万人にまで増えるという。(10年以内に倍に増える!)
脳卒中のほとんどは生活習慣が引き金となって起こるため「脳卒中予備軍」の人は分かりやすい。
脳の異変に気付き、ただちに適切な医療機関にアプローチできれば本来はもっと患者数を減らせるはずだ。
次章より脳卒中についてより詳しく記す。
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