お金の話 ラスト 20 できるだけ労働時間を減らす生活設計を
「マンガが好きなので、マンガを描きます!」
最初は全然お金になりません。佐川急便で仕分けをやっていた方がはるかに儲かります。
でもそれを続けているうちにだんだん変化が出てきます。
一生懸命、1日8時間くらいマンガを描いて、ウェブで公開しているうちに徐々に評価されて、広告がクリックされて月にチャリンチャリンって少しずつお金が入るようになりました。
それがいつの間にか、月に数万になりました。ライン工の仕事と同じくらい稼げるように。
重要なのはここからで、ライン工と違って、収入だけではなく、自分の評価も上がっていく、ということ。マンガを描いて作品が増えれば増えるほど、絵もうまくなってストーリーもうまくなる。
見る人も増えて収入が上がっていく。自分の価値を高めていく仕事なんです。
つまり、仕事をすればするほど、「資産(ブランド力)」が増していき、その資産がお金を生んでくれるわけです。
この2種類の仕事をごっちゃにしている人が日本には多いと思います。
同じ仕事でも、この2つは全然違います。
だから、自分の仕事はどっちの仕事なのか。
今やっている仕事は自分の評価を高めてくれるのか、
スキルやノウハウがたまるのか、
続けていく事で会社で評価されるのか、
1年やった時にプラスアルファがあるのか、
ちょっと考えてみてください。
プラスアルファがない仕事を、めちゃくちゃ本気でやってる人もいるんです。でもそれって、その先に待っているものは「気が付いたら年を取っていて、まぁ少しお金が残りました」っていう状態だけです。
できるだけ、自分の価値が上がっていくような仕事を見つけたほうがいいんじゃない?って話です。
ちなみに、そういう仕事って基本的にやっていて楽しいです。嫌々やっている仕事だと、なかなか自分の評価は上がっていきません。
できるだけ労働時間を減らすような生活設計をしましょう。そして好きな仕事を好きなだけやればいいんです。
自分の価値を高める仕事をしましょう。
さらに具体例などが知りたい方はぜひ本書を手に取ってみてください。