「最高の休息法」を読んで 24 怒りや衝動に流されそうな時の方法「RAIN」
脳に過度なストレスがかかると、本能や感情を司る偏桃体が暴走を始めます。通常は理性に該当する前頭葉がそれを抑えつけますが、瞑想を続けていくと両者がフラットに均衡する脳構造を作っていくことができます。
怒りを感じたときにはRAINの4ステップで衝動をコントロールしましょう。
ポイント
怒り以外のさまざまな衝動(クレーヴィング)にも有効
目的意識が高い人ほど、心のゆとりがなくなり、衝動にも走りやすい
怒りの鎮静
欲望のコントロール
衝動の抑制
ダイエット
禁煙
などに有効
①Recognize(認識する)
「あ、怒っているな、自分」
・自分の中に怒りが起きていることを認識する
・怒りと思っている自分を同一視しないおこったのか
②Accept(受け入れる)
「仕方ない。人間だもの」
・怒りが起きているということ事実を受け入れる
・その事実に価値評価を加えず、そのまま許す
③Investigate(検証する)
「なぜ怒ったのか」
・怒った時に身体に何が起きているかを検証
・心拍はどう変化しているか
・身体のどこが緊張しているか
④Non-identification(距離をとる)
「怒りがおさまるといいな」
・自分の感情を個人的にとらえない
・怒りを突き放して他人事のように考えてみる
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