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日本一の生徒と教師

 3月10日(木)に福井農林高校にて卒業生の保田さんと保田さんの恩師である津野先生の対談が行われました。今回はその対談の一部を紹介していきます。

     ~保田さんから見た津野先生~     

 2人に面識ができたのは高校1年生の時でした。当時の保田さんは津野先生に「自由で変わっている先生だな」という印象を持ちました。しかし、その印象は高校3年生の時にこなしている仕事の量や意見発表に関するアドバイスをしてくれる姿を見て「ヤバいな」というものに変わっていきました。その後は練習や津野先生のアドバイスもあって意見発表で優勝することができました。しかし、その背景にはとても苦しい過程がありました。その時のことについて保田さんは「明日が来てほしくないと思った時もあったが、それと同時にとてもその時間が楽しかった。それもすべて津野先生のおかげだ」と語っていました。そしてそんな津野先生に憧れて、将来は津野先生をも超える教師になりたいそうです。

~津野先生から見た保田さん~

 一方で、津野先生は初めて保田さんに出会ったときに「ひょうきんでノリのいい子だな」という印象を持ちました。その後保田さんが正式にSDGsのチームに加入してすぐに行われた意見を発表する場面では、文を読む途中で保田さんが数回間違えてしまい、「文章を読むのが下手だな」という印象も持ったそうです。しかし、そんな印象のあった保田さんが数々のライバルに勝ち、意見発表で全国優勝した際には、職員室で思わず立ち上がってしまったそうです。その当時のことについて津野先生は「最初はあんなに読むのが下手だった保田が全国優勝までしてとても嬉しかった」と語っていました。そして、保田さんが卒業するころには保田さんのことを「誇り」に感じていたそうです。(まだまだの部分もあるそうです。)

 最後に、津野先生は今年度を振り返って語っていました。「最高の1年だった」と。

                           幸也 作

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