見出し画像

消えるプラスチック

皆さんは、生分解性プラスチックというものをご存じですか?私はそういったものがあるのは知っていましたが、自然に還元されるということ以外ほとんどわからなかったので、調べてみることにしました。

 やはり一番気になるのは、なぜプラスチックなのに分解されるかですよね。生分解性プラスチックは、二種類の分解のされ方があるそうです。一つ目は生体吸収性(自然分解性)、環境分解性(酵素分解性)です。前者は、加水分解といって、水と反応することで分解生成物が得られる反応の事です。後者は、酵素の力で分解されるそうです。その中の完全生分解性プラスチックは、微生物によって分解され、最終的に水と二酸化炭素になるようです。日本では、三か月で六割以上分解されるものが生分解性プラスチックとして認められています。もちろん、自然の中で分解されるので環境にやさしいです。

 現段階では、高価なのであまり普及していませんが、研究が進めばもっと安く、どんな環境下でも分解される生分解性プラスチックが登場して、海洋プラスチックや、ごみ問題も解決されていくのではないでしょうか?今後の発展に期待です。

いいなと思ったら応援しよう!

福井高専 つのらぼ
最後までご覧いただきありがとうございました♪サポートも嬉しいですが、なによりも「スキ」ボタンがとても励みになります!!