二酸化炭素の危険
さて、今日は二酸化炭素濃度が人間に与える影響を見ていきたいと思います。どのくらいで、どのような影響になるのでしょうか。二酸化炭素の量は、ppmを使って表します。これは100万分の1%のことです。
まず、普段私達が吸っている空気には、約400ppmの二酸化炭素が含まれています。この値が、私達が健康に生活できる値になります。さて、二酸化炭素濃度を上げていきましょう。約1000ppmになると約20%の人が不快感や、眠気を感じます。約2000ppmになると、ほとんどの人が不快感、頭痛、吐き気に悩まされます。そして、10000ppmを超えると死に至る可能性が発生し、二酸化炭素中毒(30000〜40000ppmで頭痛や吐き気、70000ppmで意識障害または死に至る)の兆候が見られるようになります。
上に書いたようなことは日常ではほとんど起こりませんが、締め切った部屋で長時間作業していると二酸化炭素濃度が上がり、少なからず作業効率は落ちてしまいます。長時間の作業時には、必ず換気をするようにしましょう
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