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【THE DAYS】

心に響いたドラマ感想

東日本大震災から13年。
もう13年なのか未だ13年なのか。
あの時TVから流れる衝撃的な映像は.遠く離れた地に住む私でさえも心が苦しくなった。
あの時現地で起こった事象の数々は、私の中では乏しい情報と拙い想像でしか理解できない。
それでも色々自分なりに考えさせられた出来事ではあった。

ドラマは当時福島第一原子力発電所の所長だった吉田さんの「吉田調書」等を元に描かれた作品。
日本政府、東京電力、現場となった発電所の目線でそれぞれの葛藤や苦悩が描かれている。

想定外の惨事に対しての行動に正解は無く、後から考えればああしておけば、こうしていたら、は山のように出てくる。
当時は東電や政府に対する批判も多々あった記憶があるが、目線を変えれば、現場の状況を把握できるだけの情報もノウハウも少なかった彼らも、暗闇の中で惨事を最小限に収めるために戦ったのだろう。
そして現場に残られた方々の葛藤はいかほどだったのかを考えると、胸が苦しくなる。

役所さんが演じる吉田さんの人間味あるれる行動にも涙。

良いドラマに出会いました。

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