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文学フリマ広島6で気になるブースと、おすすめの本

どうも文学フリマ広島に神奈川から出店しにいく者です。

出店者でありながらお客さんエンジョイマインドを持ち合わせてるのでお買い物も楽しみなんです。(今気付いたけどエンジョイマインドの中にはジョイマンがいるんだね)

なので今回はWebカタログを見て気になったブース紹介と、別の機会ですでに入手済みのおもしろかった本たちをご紹介します。

(余裕をもって書き終わりたかったけど前日になってしまった。しかも前乗りしてるのでこれ今、広島で書いてます。本の中で好きな部分とか引用したかったけどもう無理なので記憶だけでやります。頑張れ僕の記憶力)


おすすめの本

読んでおもしろかったおすすめ本を紹介。Webカタログで積極的に「気になる」ボタンを押してあげてくださいね!

・第一芸人文芸部さん【A-08】

『第一芸人文芸部 創刊準備号』

昨年の文学フリマ東京でかなりの人気があったブース。まぁそりゃそうだ。満足感あるもん。
又吉さんの自由律俳句とエッセイ、ピストジャムさんの書評、ファビアンさんのショートショートが詰まった1冊。三者三様のジャンルが楽しい。寿司とイタリアンと中華を一気に味わった感じ。超おすすめです。 


読んだのが結構前なので具体的な好きな部分はちょっと思い出せない。すいません!(早速、記憶力の敗北)

気になる方は現地でご確認を。


『きょうも芸の夢をみる』

ファビアン氏の短編集。自身が芸人だからこそ書けるリアリティ。そこからいつの間にかファンタジーの世界へ。境目が自然で気付いたら引き込まれてる感じ。現実と非現実のトリップが心地よかった。

短編なので読みやすい。本苦手な方にもおすすめ。にやにやしちゃう話から胸に込み上げる話まで幅が広い。

名前に「ん」が付くと売れるジンクスを広げていった『しっくすん』、芸人の言葉を覚えてるマイク目線の『まい君』が特に好きな物語でした。

ファビアン氏のnoteはこちら


Webカタログ

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・つるるとき子書店さん【B-07】

「お邪魔します」が「ただいま」になった日

つる・るるるさん著。去年の文フリ東京で購入した1冊。つるさん(つるるさん?どこで区切るのが正解?)は人としておもろい。過去の特殊エピソードを的確に描写できるのがいいなぁ。

節分の豆が好き過ぎるとことか、結婚指輪を選んでる時に旦那さんのことを「おまえさん」と言っちゃうとことか笑ってまう。

いつか出版社の目に留まる逸材なのでは?と思ってます。商業出版でエッセイを出す未来が楽しみ。


つる・るるるさんのnote


なけなしのたね

つるるさんと共同で出店されてたとき子さん。正直買う予定はなかったんですがゴリ押しに負けて購入。でも今となってはゴリ押されて良かった。いい本でした。


まずまえがきが素晴らしい。「私には何があるんだろうか?」と自問して今までの経験や思い出は立派な種じゃないか。撒いておけば誰かの元で花になるかもしれない。という思いで本を作ったという話。(細かいとこ間違えてたらすいません)

学生時代の恋のエピソードがおもしろい。遠い昔のことを鮮明に覚えてるのがシンプルにすごい。

全然関係ないけど、過去に島田紳助さんが「頭で記憶したことはいつか忘れる。でも心で記憶したことはいつまでも忘れへんねん」と爆裂カッコいいことを言っていた。

そんな感じでとき子さんは心で記憶するタイプなんだろうなぁ。素敵。

とき子さんのnote


Webカタログ

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・バッテラのじゃこ/牛隆佑さん【G-09】

『クリーン・ナップ・クラブ』と
『ヒット・エンド・パレード』

数年前、短歌に激ハマりしていた時に見つけて通販で買った本たち。

谷じゃこさんの短歌はストレートで気持ちがいい。だけど「みんなこういう表現をしたことはなかったかも?」と思わせるような工夫が見えて好き。

手元に歌集がないので具体的には紹介できず。
本当にごめんなさい。

今回で言うと大阪アンソロジー気になるな。


Webカタログはこちら

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気になるブース

今回の出店者で気になる方々をピックアップ。新しい出会いにワクワク。

・物書きセラピスト★りなさん【B-03】

物書き×メンエスセラピスト。このかけ算を他で見たことがない。ポジション取りがお上手。

自分の知らない世界を覗き見したい感がある。好奇心 is ジャスティス。

noteを読んでみると、りなさんは戦略家っぽい。色々考えながら動いてるとこ尊敬。

りなさんのnote


Webカタログはこちら

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・ナンセンスダンスさん【B-06】

『リハビリ人生』

ナンセンスダンス。第一印象はナイチンゲールダンス(よしもとの芸人)みたいだな。内容は未知数だけど「なんか良さげ」と僕の中のセンサーが反応した。

ピリきゅうちゃんの本も気になる。エッセイの各章のタイトルがすでに興味深い。読みたくなる。(なかやまきんに君さん現象を避けるため敬称略)

なかやまきんに君さん現象…君やちゃんで終わるニックネームの方にさんを付けると非常に言いづらい。さん付けはしない統一でいいんじゃないか?きんに君さん、さかなクンさん、しずちゃんさん等)

Webカタログ

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・コココ書房さん【B-21】

『日々一大事』『ボッチズム』

特に八田浪漫さんの『ボッチズム』ええタイトル。もうこの時点でシンパシーが滴り落ちる。

笑えるエッセイが好きだし、笑おうとする人生が好きだ。なのでおもしろ系エッセイを書く人はみなリスペクト。と同時に負けたくねえと思う。


Webカタログはこちら


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・1day IndiesBooksさん【E-27】

いろいろ。

ゆにおさんは広島在住とのことで、広島暮らしの日記本が気になる。自分の知らない土地で生きる人が何を見て何を感じるのか。

Xやnoteを精力的にやられてるイメージ。よくお見かけする。発信を続けるのって大変だからマジ偉いっす。(サボり界のベテランより)


ゆにおさんのnoteはこちら


Webカタログ

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どうでした?
文学フリマ広島も熱くなりそうでしょ。

僕はよき出店者であり、よきお客さんでありたい。
だからこそお客さんとして楽しむことも忘れません。気になった方や本はチェックしてなるべく購入したいと思とります!出会いですからね。醍醐味ですから。

あ、そうそう以前の文フリ東京でもこういう紹介投稿やったんです。その時点で各著者の方に喜んでもらえたし、実際買いに行くときに「紹介記事を書いた者です。約束を果たしに参りました」的な顔で挨拶するとみんなピンときてくれたのです。自己紹介苦手人間からすると名札的枕詞があるとやりやすんすよ。だからどこへ行っても紹介記事は続けていくつもりです!

紹介されて嫌な人はいないと思うんでみんなやればいいのにー。

さて。それでは最後は私の宣伝でも…。

・福本カズヤ【B-09】

エッセイと自由律俳句集を持っていきます。どっちもテーマは『クスッとさせる』

【前回の文フリ東京にて】
眼鏡の寡黙なお兄さんが一瞬立ち止まる

立ち読みを猛プッシュ

ページをめくるたび立て続けに笑う 

「おもしろいですねぇ」と言って購入


という実績があるので自由律俳句集が特におすすめ。試し読みはこちら


Webカタログはこちら


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福本カズヤ/文学フリマ東京【P-26】
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